セッションで様々な方のエネルギーを
リーディングさせていただくのですが、
最近よく書いている、
乗っかったり入り込んだりして
憑いている存在ばかりではなく、
これまでお付き合いのあった方の
エネルギーやコードの痕跡があったり、
その方が辿ってきた人生で、
どんな歩みをされてきたのかなども
体の中にしっかりと、エネルギー的に
記録されてるんですね。
そして、それらに対して、
その人がどんな風に対処してきたのか、
というのも表れていて、
封印したり、放置してきたり、
完全に昇華できてその人の中で
素晴らしい財産になっていたり、
というのも読み取れたりします。
ご相談で多いのは、
過去にお付き合いのあった方との関係で
いつまでも未練が残って
後悔ばかりしているとか、
嫌な思いが繰り返し浮上して辛いとか、
あるいは、悪縁がなかなか
断ち切れないなどなど、
色々あります。
いずれにせよ、関係が深いほどに、
自分の体の中に残る相手のエネルギーの
量も多く、濃密なエネルギーや
太いコードが残っていたりします。
けれど、誰しも人生生きていれば、
多かれ少なかれそういうものがあるのは
普通ですから、本人が生き辛さを
感じないのであれば、そんなに
問題にすることはないと思います。
ただ、何かしらそういうものの影響を
受けている自覚があって、生き辛い
のであれば、対処してあげるのが
良いですね。
色々な方法がありますが、
簡単なものなら自分でイメージワークで
処理することも可能です。
体の中に残っている相手のエネルギー
の感覚をしっかり確認して、
高次の愛の光に返すイメージをする、
あるいは、高次の愛の光で完全に浄化して、
相手に返すだけでも、その瞬間から
すっと軽くなったりします。
また、相手に行ってしまっている
自分のエネルギーも、相手から引き抜いて
高次の愛で浄化をし、自分に取り返すのも
一緒にやると、なお良いでしょう。
繋がってしまっているエーテルコードも、
引き抜いて光に返します。
相手に言われて傷ついた言葉や、
繰り返し言われた制限の言葉なんかも
呪いのように効いていることがありますから、
これも同じように、引き抜いて
光に返せば楽になります。
これらをやった後は、エネルギー的な
ボディに穴が開いているような状態に
なりますから、その穴が埋まって
きれいに整うように、無条件の愛などで
埋めてあげるイメージもしておきましょう。
こんな風に、自分で対処できるものも
あると思うので、気になるものがあれば
ぜひ試しにやってみてください。
相手との関係性で、なかなか手放せない、
切れないものは、自覚のあるなしにせよ、
それを引き寄せる種が自分の中にあるので、
この種を処理する必要があります。
未練がある場合は、相手とのつながりを
失ってしまったら自分が支えられない
状態にある、ということを示しているので、
相手とのつながりがなくなっても
大丈夫な在り方に自分を整えなければ
なりません。
嫌だし切りたいのにどうしても切れない、
という場合も、ただ毛嫌いして
目を背けているだけでは見えてこない
要素があるでしょう。
多分それは、見たくない自身の側面を
まざまざと見せるものでしょうが、
それに直面し、見つめるだけの意志を
持てたなら、その気づきから、
素晴らしい飛躍の力を
汲み上げることができます。
厄介な関係性というのは、
その渦中に揉まれているときは
苦しいものですが、
本当に自分の中の種を統合できると、
使えなかった自身の領域を開いてくれる
きっかけになって、
普通では突破できなかった壁を
越えさせてくれるんですね。
だから、それをチャンスにするか、
単なる足を引っ張る重荷にするかは
自分次第です。
ちょっと頑張ればできるものもあれば、
渾身の力を振り絞って対峙しなければ
ならないものもあるでしょうが、
試練がやって来たなら、
それは必ず超えられる可能性が
自分の中にある、ということ
なのだと思います。
そうやって、試行錯誤する中で、
いわゆる、カルマの清算というものが
為されるのでしょう。
いずれにせよ、自身の歩んできた軌跡は
目に見えなくても、自分の中に
ちゃんと記録されています。
無責任に放り投げ、
後は野となれ山となれとやって、
素知らぬ風で過ごしていても、
見えないだろう、終わったことだ、
とタカをくくってのうのうとしていては
いけません。
そういう在り方のすべてが、
見えない領域には刻まれているのです。
そして、重層的に折り重なった
カルマのタペストリーとでもいうべきものを
織り上げ、時に足を引っ張られ、
時には助けられしながら、
私たちは生きていきます。
その行き着いたところが
今現在の自分のその在り様
ということになります。
だからこそ、今を丁寧に
誠実に生きることです。
自ら蒔いた種を刈り取りながら、
今度はどんな実りを得たいのかを思いつつ、
新たな種をこの瞬間から
自身の人生に蒔いていきましょう。