今年も残すところあと2日ですね。
サロンは今夜のオンライン瞑想会で
ようやく仕事納めになりますが、
みなさんはこの年末年始をどのように
お過ごしでしょうか。
例年、私は自宅でお籠り生活、ネットで
映画などを観ていることが多いのですが、
今年は年内に時間がなくてできなかった
柚餅子作りとネズミモチという木の実で作る
ネズミモチエキス作りをしようと思っています。
柚餅子の作り方
https://cookpad.com/recipe/1320832
ネズミモチの効用
https://www.facebook.com/groups/413888352385348/permalink/1121955888245254
柚餅子って、クルミの入ったお餅みたいなやつ
かと思いきや、こういうのもあるんだ～と知り、
丁度いただいたゆずが残っているので
作ってみようと思いました。
秋にマテバシイのどんぐりで作った
自家製味噌がちょうど熟成してきているので、
これを使ってみてもいいかなと。（＾＾）
ネズミモチエキスは、本式で作ると
めちゃくちゃ大変で寝ても居られない
みたいなのですが、
先日第一弾を作ったときは、
採って来た実を灰汁を取りながら
火を止めたりしつつ2日くらい煮て、
煮詰めて作りました。
あるブログでは苦いと書いてあったけど、
私はそれほど苦くも感じず、体が
欲していたのかもしれません。
年末の忙しさも、このエキスを舐め舐め
過ごしていたら、いつもならヘロヘロに
なるところをそうもならずに動けていたので、
やっぱり効果があったのだと思います。
添加物がたくさん入ったサプリメントより
良いかも。
今年はコロナ禍のために、
ゆっくりと時間を過ごすという楽しみを
発見した年でした。
家庭菜園も始め、夏はトマトやキュウリ、
オクラなどを作りましたし、今は
春菊や小松菜、ニンジンなど作っていて、
鍋物やこのお正月のお雑煮に入れる
小松菜は買わずに済みそうです（＾＾）
先月には、自家製の醤油を作ってみよう！
と思い立ち、醤油麹を蔵元から購入して
ただ今仕込み中。できるのは二夏過ぎたころ
という気の長い道楽をしております。笑
その他、昆布の佃煮を自分で煮てみたり、
ポン酢を自作してみたり、ういろうを作ったり、
買ってくるものだとばかり思っていたものを
自作する楽しみにはまってしまいました。
本来は、そうやって自分の目で見て、
素性のわかるものを使って家庭で作っていた
ものなんですよね。
ひたすら忙しなく働き続けるばかりが
人生ではありません。
生きること、生活することの楽しみを
切り捨て、ただ目的にだけ猛進していく
人生では、あまりにこの世界は美しく、
また興味深すぎて、勿体ない気がします。
無理やりポジティブに捉えようとしなくても、
人生に起こることを、自分に言い訳せず、
捻じ曲げず、注意深く受け止め、
体験していったときに、
人生自体が、
いかなる解釈やメソッドをも越えた
美しい秘密を明かしてくれます。
それはときに、気分が悪くなるような
醜悪さや残酷さなどと一緒にやってくる
ことがあるため、
人はしばしば、そのネガティブな側面を
拒絶するのと同時に、美しい人生の秘密を
遠ざけてしまいます。
けれどもそれらは別々のものではなく、
一つのものであるがゆえに、
一部を切り離してしまっては成立しません。
その美しさというのは、
対比によって生まれるものではありません。
光があるからこそ、闇ができる
という理屈のものではないのです。
光と闇があって、それらが統合されたときに
放たれる鮮烈な光とでも表現したら
良いでしょうか。
この鮮烈な光を知る者は、
闇を恐れません。
闇の奥に、この光があること、
変容の錬金術を知っているからです。
自分の中の闇を分離させるほどに
闇は深くなり、不安定になります。
故に、自身のあらゆる要素を分け隔てなく
見つめる眼差しを持ちましょう。
ジャッジメントし、自分を切り刻んで
薄暗い側面を隠そうとするのではなく、
全てを一つのものとして受け止め、
オープンにするほどに、
闇としての後ろ暗さ、おどろおどろしさは
消えていきます。
自分のハートをオープンにできる人は、
真の意味で、強い人だと思います。
そういう人には、ある意味、
魔が付け入る隙がないんですね。
隠したいところ、埋めたいところにこそ
魔が忍び寄るということ、
分離した状態を安定させるように
働くものは、統合から遠ざかる働きだと
知っておきましょう。
分離したまま安定しているだけなのか、
根本的に統合する方向に進んでいるのか、
良く自分を見つめていれば、
わかるはずです。
多くの人は、苦しいときほど
分離したがるものだけれど、
そういうときほど、
離れてはいけないものがあります。
何を手放すべきなのか、
反対に、何を失ってはならないのか。
識別できる目を持つ自分で在るように。
新しい年も、もっともっと、
切り捨ててきた自分を
取り戻すことができるように。