毎週月曜日は恒例の無料遠隔ヒーリング
のテーマ設定日です。
私たちは、意識無意識的に、
何かによって自分を支えているところが
あると思います。
たとえば、恋人や家族、仕事や夢、
肩書や持ち物などによって得られる
ステータス、あるいは信仰などなど。
それがいいとか悪いとかではないのですが、
時に人生は、無情にもそうした心の支えを
根こそぎ奪っていくことがあります。
すると、私たちは生きる支えを失って、
まるで抜け殻のように気力が
なくなってしまったりします。
それでもまだ寿命が来ていなければ
生きて行かなければいけないわけで、
その喪失感や悲しみなどをどうにかして
乗り越えて、前に進んでいきます。
時間が経てば、やがて落ち着いてくる
ものもある一方で、どうにも対処しきれずに
半ば人生から遊離したまま
生きている人もあります。
よく、ペットロスになった方が、
新たな家族をお迎えして元気を取り戻した
という話もお聞きしますが、
そんな風にうまくいくことばかりでもないわけで
何かしらの方法で心の傷を埋めていると思います。
その、埋めているものと、埋め方に
ちょっと気になることがありました。
例えば、失ってしまったご縁に
深く傷ついているとします。
もう二度と元には戻らないご縁だけれど、
そこで得たものをうまいこと自身の中で
消化、熟成させて、上手に次に
つなげて行けると良いのですが、
消化も熟成もできずに、
そのまま思い出のエネルギーがその人の中で、
心の傷を埋める素材としてパテのように
使われていることがあるんですね。
これは、その体験を自身の血肉として
化学変化を起こして再合成されたもので
傷が修復されているのではなくて、
異物のまま、そこに詰められて
バランスを取る役割をしている感じなので、
根本的に両者は違います。
パテが時に、前に進むことを妨げるように
働くのが厄介なのです。
実は最近、
私自身の中にこれがあることに気付いて、
埋めていた異物のエネルギーを手放して、
自身の傷を修復するプロセスに進めたことが
あったのですが、
異物で埋めているだけだと、
何かしらのエネルギーの漏れや歪み、
意図してない反応などがしばしば起こって
やはり本来の状態とは違いますね。
私の場合は、
心が微妙に揺れたふとした瞬間に、
その全く関係のない思い出のエネルギーが
介入してきてバランスを取るという、
自分でもかなり不思議なことが
たびたび起こっていました。
なぜこんな風になるのかわからずに、
もう終わったはずのことだから、
と思って、あまり触れないように
無意識に抑圧してしまっていました。
けれど、
抑圧するのもおかしいと思い直して
浮上してきたものを直視し、
その心の揺らぎを辿ってみたら、
何とまぁ、深く裂けたハートの亀裂が
見つかりました。
これを、その思い出のエネルギーで
今まで埋めて来たんですね。
自分でも全く気づきませんでした。
(ということは、この方法は
ある程度有効だったとも言えます)
そこで、パテに使っていた
エネルギーを取り除いて、
裂けたハートの痛みをダイレクトに、
修復するわけです。
パテで埋めてしまったがゆえに、
本来辿るはずだった回復のプロセスに
進めなくて、不完全な形で傷が
残ってしまっていたんですね。
このプロセスは、
一切の言い訳をしないで、
心の傷を受け止め生き切ること
によって完了します。
まぁなんとも痛そうな話ですが、
これが本当にできると、
自分の中でものすごい変容が起きて、
もはや言い訳や理屈で納得させて
前に進んでいる自分ではなく、
根本的に体験を消化・昇華させた存在
として、傷のない自分になっていきます。
けれど、このプロセスは少しでも
体験に未練を持っていると
起こらないんですね。
自分で、思い出のエネルギーに
しがみついてしまい、手放したくないので、
そういう自分になる道を自ら閉ざして
しまうのです。
ご縁そのものに軸を置いている自分から、
本当に自分に軸を取り戻さないと
進めない道なんですね。
重ねてきた時間の数々が自分ではなく、
本当に今体験しているこの瞬間こそが
自分の人生である、と選ぶ必要が
あります。
というわけで、今週はかなりマニアックに
ターゲットが絞られるかと思いますが、
テーマはこちら。
心の傷を埋めているエネルギーを手放して、痛みの体験を本当に統合するよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2020年11月25日(水)17:00までに
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同日20:00より順次働きかけを行っていきます。
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