以前、ふといつも使っている醤油の原料表示を
見たら、脱脂加工大豆という表示があって、
あれ?大豆じゃないの?って気づいて
以来、昔ながらの作り方をしている醤油を
選ぶようにしているのですが、
慣れ親しんだ物でも、よくよくチェック
してみると、思っていたものじゃなかった!
ってこと、色々ありますよね~。
違う原料を使ってそれらしく見せているけれど、
実は全く違うものだった!という、ね。
また、表示は問題ないけれど、
消費者の側からしたら好ましくない、
表示義務から漏れている諸々のことっていうのも
山ほどあって、難しいな~と思います。
目に見えるものでもそんな感じですから、
目に見えないスピリチュアルの世界のことなんて
明確な基準やチェック方法が定まっている
わけじゃないから、
それはもう玉石混交で色々言われてしまうのも
仕方がないところはあるな~とは思います。
同じ言葉を使っていても、
やっていることは全く違うことも
よくありますし、
同じ手法を使っていても、
人によって働きかけが届く領域が
全然違うってこともあります。
また、同じことを相談しても、
見ている角度が違うので、
全く違った答えがくることも、
よくあるでしょう。
まぁこれらは別にスピリチュアルに
限ったことではありませんが、
結局は、選ぶ側の識別力を磨くことや、
自分が何を求めていて、
どういうものが自分に合っているのか、
言われたままに鵜呑みにするのではなく、
自分にとってどうなのかをきちんと
検証する目を持つことが大事っていうのは
どんな分野でも変わりはありません。
そういうところを疎かにしていると、
深いレベルに触れていくものであるほど、
痛い目を見ますよね~。
合う合わない以前に、そもそもベースのところに
悪質な要素があるところにご縁がついてしまう
ケースも実際に無いとは言えないので、
そんなときは、自分の中の何が
そういうものを出合わせたのか、
よくよく振り返って総括する必要は
あると思います。
ただひどい目に遭った、もう二度とごめんだ!
って感じでアレルギー的な反応を示すだけでは
どんなに避けていても、そういうものに
引っかかった自身の中の要素はそのままなので、
同じ過ちを繰り返す可能性が大です。
ホームページに説明されている言葉だけでは
判別できないことも多いので、
むしろ言葉に表されていないところの情報を
感覚を研ぎ澄ませてキャッチする感性を
磨きましょう。
便利で有用な効果をうたいながら、
妙な意図が組み込まれたプログラムも
見かけたのでね。
(これ以上は言えないけれど)
なんか変だな、とか違和感を感じるとか、
そういうことを感じても、頭で
いやいや、これは自分にとって必要なはず!
とごり押しして進めてしまう方もいるのですが、
そういうときって、大体後で後悔したり、
あまり結果が出なかったりしていないでしょうか。
ちゃんと心も体もサインを出していたのに、
自分がキャッチしてなかったり、
握りつぶしてたりするんですよね。
そういう、普段見過ごしていたサインに
しっかり応答するようにするだけでも
随分違います。
ハートで感じて判断したはずが、
良い結果ではなかったという方も
ありますが、
良~くチェックしてみると、
微妙なところで駆け引きや計算が入って
ハートじゃなかった!ってことが多いです。
そういう、トライ&エラーをしっかり
自分の糧にすることが大事ですね。
転んでも、ただで起きてはいけません。
何かしら掴んで立ち上がりましょう。
その辺は、図太くね!笑
これまで、スピリチュアル業界で10年
仕事をしてきて、私自身はあまりあれこれ
学んでいるわけではないのですが、
様々な手法やエネルギーなど、
色々あるけれど、どんな領域にどこまで
どういう働きかけが届いているかな、
というのを注意深く見るようになりました。
クライアントさんも様々なセッションをお受けに
なられていることがあるので、色々お話を伺って
その方の状態を拝見すると、わかることもあります。
辛い気持ちを解消するとうたって、
根本から統合できているわけではなく、
ただ蓋をしているだけだったり、
マイナスのものに正反対のプラスのものを
ぶつけてゼロにするようなセッションでは、
根本からの統合とはやはり全然違うな~
と思うことがあったり、
あるプログラムを抜いたり書き換えたりする
セッションでは、それをやり続けていると、
全体としての整合性が取れにくくなる
傾向があるな~と思えたり。
あくまで私の個人的な見解ですが、
使いようによっては有効な部分もあるので、
メリットデメリットをよく見ながら
使って行く必要があるだろうな、と思います。
もちろん、私の感情解放セッションも、
例外ではありません。
何にせよ、頭でっかちな計算ばかりで
答えが出る世界ではないので、
しっかり自身の感性を目覚めさせておくように、
というお話でした。