最近、様々なところで骨に注目する
話を耳にしていたのですが、
先日もまたそんな話が出てきて、
また骨か、とようやくこれは何かの
サインなのかな、と意識を向けるように
なりました。
セッションでクライアントさんの
エネルギーを読みとっているとき、
これまではあまり「骨」に注目する
意識はなくて、
大雑把に骨や筋肉、チャクラ、
オーラフィールド、その他などと
捉えていました。
けれど、改めて骨に注目して見ていくと、
なかなか面白い気づきがありました。
以前、何かの本の中で、著者が
「骨が歌っている」というようなことを
書いていた記憶があるのですが、
確かに骨って、歌ってるんですね。
（誰の本だったか思い出せない。。。）
その人固有のバイブレーションで、
その時々の人生のテーマを
気持ちよさそうにウキウキと、あるいは
うめくように低く重く、または
抑え難い激情が叫びとなって、
骨が歌っているのです。
中には、
一見して明るい笑顔で機嫌良さそうに
されているのに、骨の歌が、どこか物悲しい
満たされぬ思いを表していたり、と
ちぐはぐな方もありますね。
骨ではなく、全体のエネルギーを
読んでいたときもそういうのは
感じていましたが、
骨に注目すると、よりはっきりと
そのギャップが浮き上がってきます。
骨って、筋肉や内臓組織などよりも、
存在のより深いレベルのバイブレーションに
共振している器官なんじゃないかと思います。
じ～っと骨に意識を向けていくと、
その人の人生に起きていることにも
確かに影響しているけれど、
そのもっと奥に、素晴らしい
宇宙の至福のバイブレーションを
感じるのです。
今その人がどんな状況にあろうとも、
骨はその至福のバイブレーションを
深いところで歌い続けている。
そんな感じがします。
これを逆手に取って、
不安や恐れに駆られているとき、
自分を見失っているときなど、
骨の歌に意識をジ～っと向けていったら、
本来のその人自身の調和した
バイブレーションにチューニング
されるんじゃないだろうか、
と思いました。
その人の在り方の中で、
骨の歌から外れてしまっているところを
見ていくと、確かにそこに
何かしらの痛みを感じます。
その痛みを除くのに、
骨のバイブレーションにチューニング
してみたら、確かにいい感じに
痛みが消えて、全体に調和していきました。
なかなか面白いですね。
まだ実験段階ですけれど、
色々使えそうです。
このとても精妙な歌を奏でる
骨という機関に注目したときに、
ふと、これが「聖杯」なのかな？
と思いました。
聖杯というと、ハートをイメージ
することが多いような気がしますが、
本当の聖杯は、骨なんじゃないか。
よくわからないけれど、
そんなことを思いました。
それにしても、何と甘美な骨の歌。
うっとりしてしまいます。
身近で、昔から知っているつもりだったけれど、
骨にこんなにすごい秘密があったとは！
ただ体を支えるだけのものではなく、
ある意味、錬金術の要かもしれません。
体の歪みなんかも、
骨に気持ちよく歌を歌わせてあげたら、
整ってしまうんじゃないだろうか。
今自分で試してみましたが、
骨が歌い出すと、体が動いて、
どんどん緩んでいきます。
エネルギーが滞っているところ、
肉体で凝りがあるところも、
芯から緩みますね。
思考で頭がいっぱいの時も、
骨に歌わせてその歌を聞いているだけで、
きゅ～っと縮こまっている心が緩み、
頭が鎮まってきます。
自分で骨の歌を聞き取れたら、
本当に色々なことができそうです。
特に、不安や緊張の強い方なんかは
いいんじゃないでしょうか。
久しくウキウキ、ワクワクなんて
感じてない、という方も、
そういう気持ち、感覚が戻って来そうです。
骨の歌のバイブレーションさえ
捉えられれば、シンプルで簡単なので、
今後研究を進めて、こなれてきたら
セッションの中でもお伝えしていけたらな～
と思います。
私たちの中には、
現状がどんなに混乱し、不調和な状態に
なっているように見えても、
こんな風に、調和に戻っていくための
仕掛けがちゃんと組み込まれているのだな、
と深い驚きとともに感動を覚えます。
シンギングリンやクリスタルボウル
のように、そのバイブレーションは
とてもパワフルに私たちの人生の景色を
変容させる可能性を持っているようです。
探求のしがいがありますね。