毎週月曜日は恒例の無料遠隔ヒーリング
のテーマ設定日です。
人は、他人から「お前は逃げている」と
指摘されると、しばしば
「そんなことはない」と反発し、
一方で、他人が何かから逃げているのを見ると
「なぜ逃げるんだ！」と責めたくなってしまう。
そんなところがあるように思います。
反発するのも責めてしまうのも、
どこかで逃げるのは卑怯だとか、
良くないことだというジャッジメントが
あるんでしょうね。
だから人から「逃げている」と指摘されると
自分はそんな卑怯者じゃないし、
ダメな人間じゃない！って反射的に
否定してしまう。
そういう指摘を受けて
「はい、私は逃げてますよ。
向き合うなんて、まっぴらごめんです」って
認める人は、なかなかに少ない気がします。
いないことはないけれど、
開き直って、「卑怯者」のラベルを
自らかぶれる分だけ、
逃げてないつもりで逃げている人よりは
マシなのかもしれません。
けれど、そういう人でも、
その結果を引き受けているわけでは
ないんですよね。
卑怯者であることを認めることで、
それ以上人から責められることを回避し、
他者を黙らせる効果はある程度あるので、
ただそれを狙って開き直っているだけ。
本当の意味で「逃げている」ことの意味が
分かって「その結果を選択している」
という自覚は、ないでしょうね。
その結果を深く受け止めて、
なおかつ逃げることを選択している人は、
自分の中で分離が生まれる痛みを
多かれ少なかれ抱えながら、
生きていることでしょう。
昔は、そういう痛みを抱えながら
墓場まで持っていくということが
できた時代もありましたけれど、
今はなかなかそういう逃げ切り完了は
ないんじゃないかな、と思います。
もう、隠しおおせられる時代じゃないですね。
魂はその苦しみに耐えられない。
そんな風に感じます。
こう書きながら、
私自身にもまだまだ逃げていて
踏みとどまれない領域があるのですが、
私はそれについて、
どんなに努力してもしなくても、
委ねても委ねなくても、
夢中で取り組んでも放り投げても
どうにもならない、と思っていました。
けれど、そもそもその命題に対して、
自分は本当にそれをやろうとしていただろうか？
いや、していなかったかもしれない
ということに気づいてしまいました。
本人は四苦八苦しながらやっているつもり
なんだけれども、でも注意深く自身の在り方を
振り返ってみれば、
確かに、それそのものをやろうとは
していませんでした。
私にとってそれは、どういうわけか
意識のフォーカスがとても合い辛い領域で、
ほぼ死角になるというか、
ものすごく混乱する部分なのです。
けれど、
いったんこのことに気づいてしまうと、
自分がどこで足を取られ、ずるずると
崩れていっているのかが認識でき、
踏みとどまるべきポイントが見えてきます。
今までずっと足を取られ続けたところで
どうやったら踏みとどまれるのか、
意識のフォーカスが定まるんですね。
そして、実際に踏みとどまっているときに
何が起こってくるのか、リアルタイムで
逐一受け止めていけるのです。
足を取られているときは常に
そこが無意識でした。
そして、自分にはできない
という思いに飲み込まれていました。
何事も、ガイドブックの通りには
行かないものです。
どんな優れたガイドブックでも、
一人一人の背景や状態は全く違うし、
実際にその道を歩む人の体験するものは
唯一無二のその人固有の感覚や条件によって
体験されるので、万人向けのガイドには
表しきれない諸々がたくさんあります。
あくまで、ガイドは概要を伝えるものであり
それ以上でもそれ以下でもないのです。
だから、何事も自分で探求し、
実際に体験したものしか、
その人の真実にはなりえません。
故に、自分の人生の当事者として、
主体的に道を歩む者にしか
人生の秘密は明かされないのです。
自分が何から逃げていて、
どうして踏みとどまれていないのか。
どこで足を取られ、崩れていっているのか。
今週はこの辺りにフォーカスしていきます。
というわけで今週のテーマは、
自分が逃げているものに対峙し、どこで足を取られているのかを明確に認識するよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2020年7月1日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
「無料遠隔ヒーリングのお申し込み・ご感想」
の件名を選択なさって第何回のご感想なのか
明記のうえ、送ってください。