昨日お知らせした16,18日の
セッション枠の空きは、おかげさまで
両日とも埋まりました。
ありがとうございます（-人-）
6月は27日以降でしたら
セッション可能な日もございますので
ご希望の方はお問い合わせくださいませ。
さて。
本音と建前ってよく言いますけれど、
その言葉を使うときは、大抵、
誰か外側の人に対して使うと思います。
けれど、自分自身に対しても、
本音と建前ってあるんですよね。
それはどういう状態かと言うと、
頭では「こうしたい！」と思っていても、
心の奥底では「やりたくない！」って
思っていて、
アクセルとブレーキを同時にめいっぱい
踏み込んでいるような状態です。
（その逆もありますね）
たとえば、口では
「恋愛したい」「結婚したい」
とか言いながら、
深いところでは
「でも束縛されるのは嫌だな。
一人の自由は捨てがたい」とか
「きっと捨てられる」「傷つきたくない」
とか思っていて、
結果「恋愛は嫌」「結婚も嫌」
となっている人はこの状態です。
ヒーリングやセラピー、自己啓発などの
分野では、よくこういう潜在意識レベルの
願望に相反する要素を書き換えたり
対処するテクニックがあります。
まぁ、そういうレベルで対処できるものは
どんどんすれば、いい感じで望みが
叶っていくこともよくあります。
サロンで提供している感情解放のセッションも
意識に上らないレベルの様々な要因に
対処していくので、現実がとても調和した
ものになったり、スムーズに進んだり
というご感想も良くいただきます。
人間の意識というのは不思議なもので、
意識が向けられた段階で、色々な反応が
起こってくるものです。
まだ取り組む前から、潜在意識が何かを
察知するんでしょうね。
だから、セッションは申し込んだ段階から
既に始まっている、とよく言われます。
なぜか不安感が高まって落ち着かなくて
気持ちが落ち込んだり、何かのトラブルが
噴き出してきたり、
またセッション当日には
出口を間違えて遅刻したり、アクシデントで
キャンセルになってしまったり、
という方も中にはいらっしゃいます。
そうした不安感や気分の悪さ等
潜在意識の抵抗の理由は色々あるのですが、
自分にものすごく合わない人にご縁を
持とうとしているときもそうなるし、
自分自身が向き合うことにまだ心の準備が
できていないときも、そういう不安感や
嫌な感じに振り回されることもあります。
自分の心に向き合うことに慣れている方だと
あぁ抵抗だなってわかって、その理由も
ある程度自分で掘り下げられるのでしょうが
慣れていない方だと不安感に苛まれる苦痛から
全てを放り出してしまいたくなるのも
無理はありません。
こんな状態の方にアドバイスさせていただく
とするなら、
まず、セッションを受けようと思う
その人を思い浮かべたときに、
頭ではないところで何か通じる感覚というか
触れ合えるイメージができるかどうか
というのを確かめてみるといいと思います。
その感覚の上で、ご自分が自身の内面に
取り組んでいくことを、その人と一緒に
やっていこうという気持ちになるかどうか、
という部分を丁寧に「感じてみる」ことです。
何となくかみ合わない感じのまま、
でも頭でHPとかブログの言葉に納得して
セッションを受けようと思っても、
結局はうまくいきません。
そういう感覚がうまく働かない状態の方も
いらっしゃいますが、まずは自分が
どう感じるか？というのを
確かめてみてください。
セッションを受けようと思うその人に
何かしら信頼の感覚が寄せられるのなら、
今感じている不安感も、越えていこう
と思えるモチベーションも湧くのでは
ないでしょうか。
私たちには、
頭で「こうすべきだ」と思うことと
ハートが向いている方向やタイミングが
違うということがしばしばあります。
普段から、ハートの声を聞くように
意識して実践されている方は、
比較的ずれは少なく、シンプルに
自分の行動を決めてスムーズにものごとを
進めることができるのですが、
「べきべきさん」は、
思うことと感じることの分離が
深いので、自身の人生を導く力に
つながれず、
タイミングでない時に動いたり、
しない方が良いことをして、
した方が良いことをしてしまう
ということが起こりがちです。
自分に「やるべき理由」を色々と押し付けて
なんとかやらせようとしているときは
頭でごり押ししている状態なので、
進めない方がいいと思います。
本当にやるべきことは、
そんなことしなくても心がすっと
前に進むものです。
未知の領域に足を踏み入れる緊張はあっても、
前向きな感じがしているとかね。
サイキックな能力を開きたいという人は
多いけれど、そういう能力はすべて、
日ごろのこうした意識の向け方や
行いを積み上げて行った先に
あるものです。
そういうものがなく、開花した能力は
魔の力だと心得ましょう。
自分との対話を、横着しないことです。
まずは自分自身に誠実で在れ。