外出自粛で自宅で過ごされる方が多い中、
色々とストレスがたまりがちになる
状況ではあります。
いつもは一日数時間、あるいは数十分しか
顔を見ることのない家族が一つ家の中に
揃っている、という方も少なくないでしょう。
これまであまりコミュニケーションが
取れなかった分、こういうときに
一緒に過ごせることが幸せです!(^^)
という方もあれば、
普段は見過ごせることが目についてイライラして
もう耐えられない!という方も。
最近、なかなかお会いできなくなった
クライアントさんから近況報告をいただいた
のですが、ほっこり素敵なお写真を
お送りくださったり、
セッションを受けてなかったら、
家族が揃うこういう状況は大変だったと思うけれど
互いの境界線を保って過ごせているので快適です
というお声もありました。
これまで、真摯に自分に、家族に向き合って
こられた努力が、こういうところで
生きてくるんですね。
私も本当に嬉しく思いました。
これまで、何度も書いてきましたが、
家族との関係性って、今生で取り組むべき
課題の集大成みたいなところがあります。
どうしても越えていきたいと
魂が願っているテーマが、そこにあるんですね。
仲良し家族もあれば、
本当に厳しい家庭環境の方もありますが、
それぞれ置かれた状況の中で、
見ていくべきものがあるのです。
家族に対して、嫌悪感を感じる
という方もありますが、そういうところこそ
眼をそらしちゃいけないところですね~。
人には色々な要素があります。
ある人はそういう要素を見ても別段、
それほど反応しない人もいるかもしれませんが、
あなたはとても耐えられない。
その違いこそ、あなたの中に在る、
反応せずにはいられない何らかの種がある
ということを示しているのです。
私たちはしばしば、自分の気分が悪くなるのは
相手のせいだと考えます。
あの人がそんなことを言ったから、
あなたがそういう態度を見せるから、
あいつが信じられないくらい愚かだから
などなど。
でも、感情解放ワークにおいては、
それは相手のせいではなく、自分の中にある
反応する要素のためであり、これ故に
その種に対処することで、自身の現実を
より生きやすくするよう導きます。
あなたが大嫌いなその人も、
あなた以外の別の人にはとても良い人だと
思われているかもしれません。
ある仕事の上司は、あなたには非常にきつく
当たるけれど、別の人にはとても紳士的に、
接しているかもしれません。
同じ人なのに、どうしてこんなにも態度が
違うのでしょうか?
それは、あなたの種が、その人の内の
そういう言動をする引き出しを引くからです。
別の人はその引き出しではなく、
親切な引出しを引くから、
なんですね。
だから、相手にその言葉を言わせ、
そんな態度にさせているのは、
実はあなた自身なのです。
腑に落ちないかもしれないし、
納得いかないかもしれないけれど、
少なくともワークではそういう捉え方をして
自分自身の在り方について意識を向け、
より調和した在り方に導きます。
ここで、自分の立場や正しさに固執すると、
気づきや変容はなく、硬直状態は
そのまま持ち越されます。
自分は一切、変わるつもりはないけれど、
相手には変わってほしい、という在り方では
状況打開は難しいですね。
それは、自分が折れて相手に服従すること
ではありませんし、負けでもないのです。
この出来事から差し出された学びを受け取り、
宝を手にすることなのですが、しばしば
自分の在り方を変更するのは敗北であり
屈辱である、と頑張ってしまう人もいますね。
まぁ選択なので、それもアリでしょうけれど。
戦っている相手は、本当のところ誰なのか、
よく考えてみることです。
人によっては、闘争こそ我が人生!
って方もいるので、戦うことをやめることに
非常に抵抗のある方もいらっしゃいますけれどね。
戦い続けることに疲れたら、
別の在り方に移行する潮時かもしれません。
誰かを責め続けること、自分が被害者である方が、
実は都合が良いというケースも良くあります。
見たくないものを見ないで済むし、
自分を幸せにする努力をしないで
できないのだ、という言い訳ができますし。
一見、まぎれもない被害者であるように見えて、
そこには周到な取引があることも
しばしばです。
そういう自分の狡さや弱さ、醜さに
直面することができるかどうか。
そろそろ潮時を感じている方は、
ぜひセッション受けてみてね~!(^^)