昨日はガネーシャ・ギリ先生のところの
ヨガのクラスでした。
私は公共機関による通勤はしていないので、
電車に乗るのは月に数回程度なのですが、
ラッシュ時間にもかかわらず、
JRも地下鉄もガラガラな車内の様子は
先月末の時よりもさらに少なくて、
本当にびっくりしました。
出歩いている人も少ないようでしたが、
早い時間は、小さなお子さん連れの方が
多かったかもしれません。
こんな時期の外出も、親御さんとしては
心配でしょうけれど、そうかといって、
ずっとこもりきりというのはお子さんは
もちろん、面倒を見る側としても
辛いものがありますものね。
免疫力をしっかり上げて、
ご家族皆さん、元気で過ごされますように。
昨日のヨガのクラスの行き帰りにも、
クラスの皆さんと色々な話をしたのですが、
社会生活を送っている身としては、
ふわふわと楽観ばかりもしていられないし、
コロナ疲れとか言って、完全に状況に
無関心スタンスでもいられません、
見るべき情報は精査しつつ、
刮目して見ていなくてはならない
と思っています。
ただ、膨大に流れてくる情報に
逐一反応していては混乱するばかりですから、
情報への接し方を訓練するいい機会に
して行くつもりで、
自分がどんな情報を必要としているのか？
それについての情報の識別を意識しながら
自分に取り込んでいくようにすると
いいのかな、と思います。
意識すると、必要な情報は自然と
目が行くようになりますし、
いくつか同じような情報に触れていると、
その領域の全体像もおぼろげならが
捉えられるようになるでしょう。
そうして、今度はそれを
ただ自分の取り込むのではなく、
「どのように使うのか？」ということを
意識しながら、自身の行動や思考に
反映させていきます。
情報の出どころには、最低限注意したい
ところです。誰かがこう言ったらしい、
という漠然としたうわさから、
公的機関が発表したデータや声明など、
またそのデータと取り方によっても、
信頼してもいいのかどうかが
違ってきますよね。
たとえば、某国が発表している
コロナの感染者数と志望者数の数値が
本当なのか、
他国と一概に比べれられるものなのか、
そうしたデータからどんなことが言えるのか、
ということは、自分は今、自身の行動を
どうすべきなのか。
実際に自分が街で見て触れる現実から、
外出はどこまで許容するのか、
備蓄はどうするのか、
子供達にはどう過ごさせるのか、
自分のタイムスケジュールをどう組むのか、
世界中の金融システムが大きく
揺さぶられている中で、
自分の口座のある銀行は大丈夫なのか、
預貯金や金融商品はどうすべきなのか。
こういう状況が長く続いても
大丈夫なビジネススタイルとは
どんなものなのか。
そこに向けて再構築していくには、
何が必要で、何を切り捨てていくのか。
本当に多くの人が、ものすごい
変革の嵐の中で、今を懸命に踏ん張っていたり、
先のことに不安で仕方なかったり、
あるいは、新しい時代の息吹にワクワクと
期待を寄せて過ごしていたりします。
これだけ世界中の多くの人が同時期に
揺さぶられることって、そうはないでしょう。
ここを乗り切るには、
諸々の処世術のレベルではなく
（それも大事ではありますが）、
自分がどれだけ自身に正直で誠実であるか、
自分の中に嘘偽りなく、また分離せずに
統合されているか、という部分が
大事なんじゃないかと思います。
もう小手先の見栄えの良さとか
表面的な調和とか、そんなものは
たやすく吹き飛んでしまいますからね。
こういう状況で、持ちこたえられるのは、
自分自身の真実しかありません。
だから、いま揺さぶられているのは、
自分にとって本当に必要なもの、
離れていかなければいけないものを
振り分けるためのプロセスでもあると
思います。
ちょっと我慢すれば大丈夫とかいうのは
もう必要ないんですよね。
でも、平常時だとそういうのも
飲み込んで吐き出さないでしょう。
もうね、好きなことやったらいいんですよ。
ヤケになって迷惑をかけろ
とか言っているんじゃないですよ。
歌いたければ歌う、踊りたければ踊る。
本当に伝えたいことがあるならば、
迷わず、真心から伝える。
自分自身の誠を生きる。
ハートの奥深く、魂にじ～んと響くような
自分自身の思いで、熱く自分を満たすのです。
そういう在り方をしている人は、
たぶんこの大揺れのプロセスも、
ちゃんと通り抜けていける。
そんな気がします。
自分にとって本当に大事なものは何か。
問いながら、ともにこの大変革の時代を
潜り抜けていきたいですね。