今回は、定期的に講座等をお受けくださっている
方のクラスで、職場の人間関係などから
入って行きました。
結局、午前も午後も、様々な視点から
仕事関係をテーマに取り組んでいくことに
なりましたが、
今この方に必要なすべての要素が、
そこに凝縮されていたようです。
前のめりに生きることは、それ自体が
悪いとは言えないと思いますが、
それが今この自分を置いてけぼりにするもの
であるのは、あまり健全とは言えないでしょう。
今のこの在るがままの自分とよく対話しつつ、
次の一歩を踏み出すような進み方であるとき、
その歩みは地に足の着いた、バランスの
良いものになると思います。
人生を推進していく力は、
今この瞬間の自分をしっかり生きること
からやってきます。
今の自分がおろそかになっていては、
やってくる未来をよく生きることは
できません。
自分自身が置いてきてしまった気持ちを
しっかりと認め、受け止めて生きるとき、
他者の中に見る、あらゆる感情に臆することなく
しっかり自分を持って対処することが
できます。
そうなったとき、本当に人の心に寄り添う
ということができるようになるんですね。
この講座が、参加者の方のさらなる可能性を
開いていくものとなりましたら幸いです。
１日通しての真摯な取り組みに立ち会わせて
いただき、ありがとうございました。
【ご感想】＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
これから、自分はどんな風に生きていきたいのだろう？
年明けからの自問に、たくさんのヒントを頂けた講座となりました。
今の自分の在り方を良しとして、毎日過ごしているつもりでしたが、
KOUさんから聞いた魂のメッセージは、もっと緩むことで流れ込んでくるものがある、
というものでした。意外で、「緩む」感覚さえつかめませんでした。
前のめりになっている根っこは、自分に対する不足感から。
これも、自覚なしでした。
今までのセッションの中で何度も出ている「甘えられない」は、
ささやかな望みを抱くことすら自分に許していないことから来ていました。
子供の時に止めたものは、大人になっても止めたままなんですね。
誘導の中、禁止事項を解いていくことでハートが緩んでいきました。
もう一つ、私にとっては大きな指摘を受けました。
「ここに居てはいけない」
自分がミスをした時に浮かぶ言葉です。
でも、違っていました。
本当は「ここに居たくない。逃げたい。」だと、KOUさんから言われて…
その通りでした。「ここに居なくちゃいけない。」とも。
自分のミスを、居てはいけないという思考にすり替え、認めてはいなかったのです。
見たくないものから、スルリと逃げる自分を明かされるのは、
時代劇でお裁きを受けた心境でした。
人との関係性も初めに枠ありきで、外側の要素を比べることがベースになっていましたが、
内側にある、その人の気持ちを感じる在り方は、今までの私には全く無かったものです。
目の前にいる人の気持ちに寄り添う、まなざし・スペースを持った生き方を、
職場を例にして、誘導してくださいました。
こんな生き方があるんだ…すごいものに出会ってしまいました！
早速、試行錯誤しながらですが、取り組んでいます。
自分には見えない自分の姿を、たくさん映し出してもらったおかげで、
変えていくことができます。
長時間なのに、あっという間に過ぎてしまいました。本当