近頃、みなさんからいただく
無料遠隔ヒーリングのご感想など拝見していて
みなさん熱心にワークしてくださっていて
有り難いな~としみじみ感じております。
そんな中、同じようなテーマが
繰り返し出てきてなかなか完了していない
という方もちらほら拝見できるので、
そういう場合の見るべきポイントを
書いてみたいと思います。
まず、感情のエネルギーにしっかり
触れられていないということが
最初に挙げられます。
たとえば、悲しみや絶望などの感情が
あったとして、本当にそれを感じてしまったら
自分が保っていられない、など恐れがあると、
無意識に感情のカケラ君とそれをお迎えに行く
自分との間に膜のようなものを作って
直接触れないようにしていたりします。
あるいは、どうしても距離が縮まらないとか。
本当にはカケラ君に触れていないので、
長い間自分自身に受け止めてもらえなかった
カケラ君の悲しみや苦しみに対して、
生々しい実感はありません。
場合によっては、他人事のようですら
あったり、頭の言葉で納得させて
なだめすかしていたりします。
↑こうなると、もはやワークとは言えません。
こういう方の多くに見られるのが
混乱する気持ち、取り乱すことへの嫌悪、
そしてそういう自分への恐怖です。
こうしたものがあるときは、カケラ君に触れる前に、
まずはこの恐れなどを受け止める対処を
先にします。
ここがしっかりできると、
カケラ君に触れることへの抵抗感は
随分和らぎます。
もう一つ、カケラ君に触れられない
重要なポイントがあるのですが、
それが「禁止」です。
つまり、自分にその感情を感じることを
禁じているんですね。
これも何度も書いてきてますが、
たとえば恐れを感じることを禁じていると、
恐れがあったとしても認識できなく
なります。
同じように、怒りや悲しみ、
喜びを感じるのを禁じている
けーすもありますね。
他によくあるのは、疲れることを
禁じるとかいうのもあって、
ものすごく疲れているのに
疲れたと認識できなくなります。
こういう禁止が入っていると、
その感情や感覚があることに気づけないですし
気付けたとしても、それに触れ、表現
することができません。
ですので、この場合はその禁止が入った
原因のところまで遡って解除していく
必要があります。
たとえば、泣くこと、悲しむことを禁じたのは、
過去に親やクラスメートなどに泣いているのを
からかわれ、辱められたので、そのときに
もう泣くまい、と固く心に誓ったとか、
怒りを爆発させたときに、
大切な人を傷つけてしまったので、以来
絶対に怒るまいと決めたとか、
まぁ色々な原体験があるわけです。
それは今生のものかもしれないし、
別の人生でのものかもしれません。
この場合は、その怒りに至るプロセスから
丁寧に掘り下げて、怒りを爆発させなくても
良い流れにストーリー自体が変容するまで
ワークします。
(目先だけ、怒っても大丈夫となだめたり
プログラムを書き換えたりしてもダメです)
また、禁止がご先祖様から来ている
というケースもありますね。
欲しがりません勝つまでは、とか
怠けてはいけないとか
楽しんではいけないとか。。。
割とよくあるパターンです。
あと、禁止の中にも人から言われた言葉が
呪いのように入っている時もあって、
そういうのがエネルギー的に体の中に
刺さっていたり絡んでいたりすることが
あります。
人生を振り返ってみて、
ものすごく心に刺さってるな~という
言葉があるという心当たりがある方は、
このエネルギーを抜いていきましょう。
誰でもイメージワークで簡単に抜けますので
何となく胸に太いのが刺さってるな~とか
当たりをつけて、手でぐっと引き抜く
イメージをすればいいのです。
抜いたエネルギーは、宇宙の愛をイメージして
そこにひょいッと投げてあげましょう。
それでその言葉のエネルギーは純粋な
愛のエネルギーに還っていきます。
こういうイメージワークもバカにした
ものじゃなくて、やった瞬間から
心が軽くなるっていう方、多いです。
こういうことをやって、
ちゃんと感情のカケラ君たちにしっかり
触れ、抱きしめられるようにならないと
完了はしないですね。
ゾンビのように何度も復活しては
まだちゃんと受け止めてもらってないから!
そんなお茶を濁すようなことをしたって
絶対納得しないからな!
ってカケラ君たちは主張してくるのです。
カケラ君たちは、向き合う自分が
どれだけ本気なのか、それはそれは鋭い眼で
見抜きますからね。
あなたが心のどこかで
どうせ誰もわかってはくれないとか
私は必ず捨てられる、置いていかれるとか
誰も信用できないとか言う思いを
持っているとしたら、
あなた自身がカケラ君に対して
わかってあげてないし、見捨ててるし、
カケラ君から信頼されるような在り方を
していないということです。
ここはよくよく押さえておかなければ
いけません。
というわけで、あなたのワークの参考に
なりましたら幸いです。