今回は初めてご参加の方のクラスで
みっちりワークの基本を学んでいかれました。
公開できるご感想をいただいていないので、
私のご報告をもってかえさせていただきます。
今回の参加者の方は、同じパターンの人間関係の
こじれを繰り返していらっしゃいました。
何かご自身の生い立ちに起因するところが
あるのではないかとのことで、これに
取り組んでみたいということでした。
早速、鏡のメッセージを読み解くワークで
人間関係を掘り下げて行ったところ、
相手のその行動の動機に、
自分自身の中に在るものと全く同じものが
あることに気づかれました。
午後のクラスでは、さらに踏み込んで
お父様との関係性について取り組んでいきました。
長年抱いていたある種のコンプレックスは、
父親のせいだと思っていましたが、
実はそうではなかったというところに気づかれ、
自分で自身のその劣等感の責任を引き受けて
行かれたとき、父親への怒りなどの気持ちが
解けていかれたようです。
責任転嫁していた感情の責任を自身に引き戻して
受け止めていくと、長年こじれた感情の綾も解け、
それまで生きてきた世界の大前提が根底から覆ります。
それは、怒りや憎しみをベースとしたものではなく、
ずっとそこに在ったけれど、気づけなかった
愛をベースとしたものでしょう。
このような大きな変化を少しずつ、
繰り返していくことで、生きている世界は
どんどん愛と調和に満ちたものに変化していきます。
新しい年も、こうした愛の光に満ちた気づきが
満ちたものとなりますように。
真摯な取り組みの場に立ち会わせていただき、
ありがとうございました。