実は大阪出張から帰ってきて、
これが初めてのブログなのですが、
（昨日までのは出張前に書き溜めて
アップしたもの）
今回の旅もなかなか濃かったです。
ワークショップにご参加くださったみなさま、
ありがとうございました。
初めての開催地とのことで、場の調整が難しく、
時間配分がうまくなかったりで
色々不手際もありましたが、
何かしら、みなさんの人生に一石を投じ、
また気づきのヒントとなるものがありましたら
幸いです。
このワークショップも最初から数えていないものの、
優に150回くらいはやってると思います。
何回やっても、毎回かなり違ったものになるので
まさに生ものですね。
同じ説明をしていても、参加者の方の中に
すっと入るときもあれば、まるで何を言っているか
わからない、という感じの時もあり、
また鏡のメッセージを読み解くワークでも、
示されていることが全く受け入れられない、
わからない、という方もあれば、
気付いた瞬間にスコーン！と抜けて
一気に変容が起こる方もあります。
みなさんの持っていらっしゃる背景と、
今どうしたいのか、というスタンスで
ここで学ぶものの意味合いが随分と
違ったものになるだろうと思います。
辛い感情は感じたくないから
このまま封印し続けていきたいとか、
自分をまだ許そうとは思わない。
罰し続けることを選ぶとか、
自分の中の認め難いものを認めてしまったら
自分が崩壊してしまいそうだから
自分のことだと認めたくないとか。
どういう在り方をしていくのかは
その人自身の選択なので、
私がするのはただ、鏡が見せるものを
読み解いて提示することまでで、
それを使うか捨てるかはご本人次第です。
中には、この読み解きをこじつけのように
感じられる方もあるのですが、
そういう方の傾向を見てみると、
「感じてない」んですね。
よ～く示されているメッセージを
感じてみたうえで「これは違う」
というのならわかるのですが、
そもそも感じてないので、
それの真偽を正確にとることは
できないでしょう。
頭だけでワークを進めようとすると、
必ずつまづきますので、読み解きにせよ
統合のプロセスにせよ、常に
感じる感覚は開いていなければいけません。
見たくないものを見る時、
人の心は不快にざわつきます。
鏡のメッセージは、そのざわつきの奥に
あるのです。
不快なざわつきから逃げずにじ～っと
見つめ、感じ続けることで
見えてくるものがあるんですね。
それは理屈を超えたものなので、
説得するとかそういうものでもないし、
無理やりそのように見せられるようなもの
でもありません。
見え方が云々とか、解釈でどうにかなるとか
そういうレベルではなく、一切否定のしようもなく
紛れもなくそれである、ということが
自分ではっきりとわかります。
ただ、自身の感じる感覚を開いて、
見ようとしなければ、見えないもの
ではありますね。
閉ざしている人ほど、
実は、鏡が見せるものの威力を
深いところで知っている
ということなのかもしれません。
大したことのないものだったら、
別に開いてどれだけ感じても、
影響を受けることもないわけですから。
鏡を見て、相手がこじつけているとか
誤魔化そうとしているとか見えるのであれば、
そこに映っているのは自分である
ということを知るように。
これは自戒を込めて、ですけれど。
しばしば
過去を振り返る必要はないとか
常にポジティブマインドで！とかいうことを
言っている人を見かけますが、
過去に「とらわれる」必要はないけれど、
じゃぁそう言っている人が
今にしっかりと根付いて在るのか？って言ったら
どうなんだろう？と思うことが良くあります。
本当に今を生きるこの自分を
深く深く見つめて行ったときに、
同じセリフが言えるのかどうか。
未消化な過去がわんさかあって、
意識、無意識的に引っ掛かっているのに
ただ見ないふりして体のいいきれいなセリフを
かぶせて逃げてるだけなんじゃないのか。
そんな風に思ってしまうのです。
なぜポジティブにそれほど執着する一方で
ネガティブをそこまで嫌い、恐れるのか。
光を越えた闇
闇を越えた光を見ようともしないで、
ネガティブ、ポジティブの一体何がわかるのか。
私がこのワークでみなさんに一番見せたいのは、
人間の醜悪さの極みの奥にある、
信じられないような愛、なんですよね。
ただただそこに触れてほしい、という
私の欲ですね。
けれど、そこに至れる人がまだまだ少ないのが
悩みの種です。
さらにさらに精進しなければいけませんね。
また大阪でＷＳできるよう、頑張ります。（＾＾）