感情の中でも怒りは解放するのに
ちょっと難しいというか、
多くの人がその抑圧の蓋を外すのに
戸惑う感情だと思います。
社会的にもネガティブで
「よくない」感情だと捉えられているので、
まず、怒りの感情それ自体は
悪ではないんですよ、とお伝えするだけでも
カルチャーショックを受けられる方もいます。
怒りは、凶暴なエネルギーゆえに
暴走すると他者も自分をも傷つけます。
そのため、嫌な思いをさせたりするので
この感情自体が悪いものだ、と
認識されてきたんですね。
でも、怒りに適切に対処できれば、
誰も傷つけることはありませんし、
嫌な思いをすることもないでしょう。
そうなれば、別に怒りは悪でもなんでも
なくなりますよね。
要は、私たちが怒りの適切な扱い方を
知らないがゆえに、「いけないもの」
になってしまっただけなんですね。
そう頭でわかっただけでも
少しホッとするかもしれません。
内側で抑圧されている怒りのカケラ君も、
「やっと僕のこと、悪い子じゃないって
わかってくれた！」って喜んでるかもですね。笑
じゃぁ、一体怒りに対してどう振る舞うのが
「適切」なのか。
私はよく、「責任を持った方法で表現する」
って言いますけれど、
怒りにも表現され、怒りを怒りとして
生きてもらう権利があるのです。
でもだからといって、本当のことだからと
言いたい放題のことを相手にぶつけたり
八つ当たりをするような行為は「適切」
とは言えません。
この辺り、良識をもってみなさん
ご理解いただけていると信じます。
基本、セッションなどでは
イメージワークで相手にしてやりたいことをするとか、
サイレントシャウト（声を出さないで叫ぶ）で
思い切り叫びを表現するとかいう方法を
取っています。
もちろん、ご自身でワークされる場合、
思い切り声を出せる環境なら
ぜひ声を出して叫んでみることをお勧めします。
私たちは大人になって、社会人として生きていると
なかなか叫ぶ機会が無かったりしますね。
恥ずかしいとか、みっともないとか、
「良識」という建前の前で、そういう叫びは
抑圧され、身体の奥にたまっていたりします。
実際、エネルギー的にそういうものが
読み取れたりするんですよ。
だから、そういう叫びを
それが表現されたがっているように表現
してあげるだけで、かなりすっきりします。
みなさんの中に抑圧された叫びを見つけるたびに、
現代人はもっと叫ぶ必要があるんじゃないか、
なんて思うのです。
別に叫んだって、ワークの基本を押さえてやれば
本当に気が狂ってしまうことはないですからね。
あとは、殴ってやりたい、罵倒してやりたい
のような暴力的な衝動があるときは、
イメージワークで相手を呼び出して
それをやります。
別に、呪いのエネルギーを飛ばすわけではなくて、
自分の怒りに対して責任を取るために
やるのです。
相手に自分の表現したエネルギーが飛んでしまう
ことを恐れる場合は、自分の周辺にバリアを張る
イメージをして、不用意に相手に飛んでいかないように
設定しておくと良いでしょう。
そういうエネルギーをいくら抑圧して
表面的に笑顔を取り繕っていても、
実際そのエネルギーは相手に飛んでますからね。
それを気にするのなら、普段から
抑圧している怒りに注意を払うべきだと思います。
怒りをきつく抑圧している人の中には、
自分の周囲にものすごく怒りを表現する人がいて、
自身が非常にそれで傷ついている方が多いです。
自分は、あぁはなるまい、と固く決意
しているんですね。
傾向的に、父親が強烈に怒りまくっている姿を
見てきた方や、母親がヒステリーだったり
という方が多い気がします。
そういう家庭に生まれたということは、
その人にとっては、怒りとの適切な関係を
築くことが、人生の重要なテーマのひとつに
設定されていると言えると思います。
自分の中に、彼らのような怒りがあって、
それを認め、適切に解放していくことを
マスターしていく歩みですね。
怒りは、傷ついた気持ちの反応でもあるので、
そちらの方向からアプローチする方法も
あるのですが、今回はストレートな方法を
テーマに取り組んでみましょう。
というわけで、今週のテーマは、
怒りを怒りとして、適切に責任を持った方法で表現するよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年10月日30日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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