感情解放のワークに取り組んでくださっている
様々な方のご感想などを拝見していて
しばしば感じるのは、
「感情に溺れること」と
「感情を受け止めること」
の違いがわかっていないかも?
ということです。
このブログでもことあるごとに書いてきてますが、
感情を受け止めるためには、その感情と
一緒くたになって浸っていてはいけないのです。
そうではなく、その感情を見ている
意識のポジションと、感情のエネルギーという、
主体と対象が無いといけないんですね。
そうでないと、誰が、何を受け止めるのか
ごちゃごちゃになって、身動き取れなく
なってしまいますから。
これをするために、ワークでは体感覚を取ることを
非常に重視します。
頭で捉えているだけだと触れられないし、
かといって感じようとすると溺れてしまう、
というのを回避するためです。
体でしっかり感情のエネルギー(対象)を
捉えることで、必然的に主体のポジションに
意識が定まります。
そして、我を見失いそうになった時、
体の感覚がアンカー(碇)の役割を果たして
意識を在るべきところに繋ぎ留めてくれるのです。
様々な解放ワークをやって、
どれだけ泣き、怒りを表現しても
終わらないという方は、
多分その感情の中に没入しているだけ
なんだと思います。
だから、いくら感じている、
その感情を生きている、と思っても、
完了はしない。
よく、泣くために映画などを見て
たくさん泣いてすっきりする、というのと
ワークでやっていることは、
別物と思ってください。
なり切って没入する楽しさももちろん
あると思うので、それはそれで
楽しんでいただければいいと思いますが、
ワークでやるのはそう言うことじゃないんですね。
どれだけ慟哭し、激怒し、
惨めさに打ちひしがれようと、
それをこの体と心で生きながら、
見つめている視点が常にある、
ということです。
我を忘れて没入するのは、
ワークではありません。
思考で整理納得して収めるのも然り、
です。
意識のこのポジションがあって、
感情に触れるから、それに飲み込まれないで
完了まで通過していけるわけで、
これがこのワークの特長です。
よく、強く苦しい感情を感じたら
それに飲み込まれてしまって、二度と
立ち上がれなくなってしまうのではないか。
あるいは、諸々抑圧してきた感情を解き放ったら、
パンドラの箱を開けたように、
収拾がつかなくなってしまうのではないか。
という恐れを抱く方も、少なくありません。
でも、ワークでは以上の観点から、
収拾がつかなくなることもありませんし、
感情に飲み込まれてしまうこともありません。
あくまで、正しい方法でやっていれば、
の話です。
我を見失わないポジションに意識を置く
(感情のエネルギーとの適切な距離を取る)こと、
自分が受け止められる分ずつ、少しずつ
受け止めていくこと、という
ボリュームの調整もしていきますからね。
自分に無理を強いると、ワークは行き詰ります。
感情に触れることが恐いのに、
やるべきだ!といくらアクセルを踏んでも
進むことはできません。
恐いよ~って怯えている自分にも
ちゃんと気づいて、これを聞き、受け止めて
あげるようにとことん自分に寄り添わないと、
絶対に統合までは持っていけないのです。
ワンマンではいけないんですね。
誠実に、感情のカケラ君たちの声を聞き、
受け止め、応えていく、懐の深さが
こういうところで養われていくわけです。
今回はワークの基本を押さえて
取り組んでみましょう。
というわけで今週のテーマはこちら。
気持ちのカケラの体感覚をしっかりとって、誠実に対話し応えていくよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年10月日23日(水)17:00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
「無料遠隔ヒーリングのお申し込み・ご感想」
の件名を選択なさって第何回のご感想なのか
明記のうえ、送ってください。