日々、様々な人と接する中で、
人からこんな風に言われた、という言葉に
思いのほか影響を受けてしまうことって
ありますよね。
ショックなことを言われて自信喪失したり、
自分の得意なことを褒めてもらえて
舞い上がったり、
身に覚えのないことを言われて
ムカムカ、ソワソワしたり。。。
落ち込んでいるときに温かく寄り添って
励ましてもらえる言葉とか、
迷いの中に在って一筋の光明を見出すような
導きの言葉なら大歓迎ですが、
言う方も良かれと思って相手を傷つけている
こともあれば、全く悪意のないままに、
知らずに傷つけていることもあるので
なかなかに難しいことです。
ただ、人の言葉を受け取るときの
私たち自身の在り方にも、
心しておくべきところはあるのでは
ないかな、と思うのです。
私の仕事は人の内面深くを扱うだけに、
気を付けなければいけないな～と思いつつ、
ときに薄氷を踏むような思いで
メッセージをお伝えすることもしばしばです。
そんな中で、いつもクライアントさんには
お伝えするのですが、
伝えられたメッセージは鵜呑みにせず、
ご自身で一旦受け止めて、それが腑に落ちるか、
ご自身で確認してくださいね、
とお伝えしています。
お伝えするからには伝える側の責任もあるのですが、
それをいかに使うか、は受け取られた側の
責任の範疇です。
要らないと思えば捨てるかもしれないし、
よくわからないけれど、何か感じるものはあるので
時間をかけて吟味してみようとするかもしれません。
あるいは、ものすごく腑に落ちたので、
しっかりそれを自分の中で糧にして行こう
と思うときもあるでしょう。
けれど、私が一番してほしくないのは、
受け取ったものを自分の中で確かめもせず、
鵜呑みにする行為です。
たとえば、
「あなたは今○○の状態のようですけれど、
△△のところに気を付けるといいみたいですよ」
というようなアドバイスがあったとします。
もしこの言葉を自分の中でしっかり
「自身の感じているものと照らし合わせながら」
受け取っていたなら、
「あぁ、確かにそういうところありますね。
だから◇◇だったんですね。わかりました。
△△に意識を向けて見ます」
と言う答えになったり、
「え、そうなんですか。
自分では全く気付かなかったし、
今そう言われてもピンとこないですね」
とかいった答えになると思います。
けれど、自分の中の感触を感じていない人は、
「へぇ～、私ってそうなんですね。
よくわからないけれど、
じゃぁ△△していけばいいんですね」
というような、まるで主体性のない「他人事」のような
受け答えになることが良くあります。
この違い、わかるでしょうか。
自分で判断することを放棄して、
何でも言われたままに鵜呑みにしているのです。
こういう受け答えをされると
私はものすごく違和感を感じるので、
「あなたは今のメッセージを受け取られて
どんな風に感じましたか？腑に落ちますか？
ちゃんとご自身で感じて見てください」
って指摘します。
自分で感じて判断することができないと、
どこまで他人軸、他力本願、依存になってしまいます。
多くの生き辛さの元がこういった在り方からきているので、
まずそこに気づいて修正できないと、同じ根っこの
問題を何度も繰り返してしまうことになります。
だからこそ、まずここを意識してほしいのですよね。
相手の言葉を鵜呑みにする前に、
「自分はそれをどう感じたのか？」
ということを。
そして、何を自身の真実として受け入れ、
何を受け入れないのか。
自分で決めなければなりません。
たとえば、医者にあなたの病気は治らない
と言われたとします。
鵜呑みにする人は、それを真実として
「自分の病気は治らないんだ」という
現実を生きることになるでしょう。
でも、ある人は
「医者に病気は治らないと言われたのは事実だけれど、
それが真実とは限らない」と受け取り、
自分で別の真実を生きることを選んだとしたら、
その人は「自分の病気は治らないわけではなかった」
という現実を創造できるかもしれません。
実際、私の知人にもそういう人、何人もいます。
だから、人から言われた言葉を
どう受け取り、どう使うかに私たちはもっと
注意深く在るべきなのです。
というわけで今週のテーマはこちら。
人から言われた言葉を吟味して受け取り、自身の真実を選び創造するよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年9月25日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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