今回は、今現在抱えているわだかまりに取り組みたい方と
過去の体験の未完了の思いに取り組もうという方たちの
クラスになりました。
みなさん、それぞれにどうしても向き合えなかった
相手という「鏡」に対峙していかれましたが、
自分の側から見ると、まさに正論だし
相手にされた仕打ちは誰が見てもひどいものだった
と言えたとしても、
自身の意識を離れて相手の視点に入ったとき、
見えなかった側面が浮かび上がります。
人の気持ちをまったく考慮しないと思っていたけれど、
自分はどうだったのか。
逃げてばかりいて責任を果たさないと見えていたけれど
自分は果たしていたのか。
この間関係性という「鏡」によって差し出されていた
ものを、受け取るのかどうか。
自身の正当性から降りて、
自分にも非があることを認めてもいいのかどうか。
前に進むためには、
受け取らなければいけないものがあります。
それを受け取るのも、負けを認めるように思えたり、
それまで執着して抱え込んでいたものを
いったん手放さなければならなかったりして、
ある種の勇気が必要だったりします。
被害者のポジションにいる限り、
見ないで済んでいたものを改めて
目の前に差し出されたとき、
自身はどう在りたいのか、
選択を迫られるのです。
今回もみなさんの真摯な取り組みの場に
立ち会わせていただき、
ありがとうございました。
【ご感想】******************
特別講座、お世話様でした。
毎回気づかされることが多く
今回も、自分で首を締めていて疲れ果てている事に気づかされました。
手放していいんだと気付いたら楽になりました。
異常なくらい執着し依存していました。
自分の我儘や、人の気持ちに寄り添ってあげられないこと
一人の時間が増えて
しっかり自分と向き合います。
正義も振りかざしやすいし
外せる事すべてに挑戦していきます。
自分自身のために。
ありがとうございました。