私たちは、日常様々起こる出来事に反応し、
気持ちがざわついたり嬉しくなったりしています。
そして、その出来事に何かしらの「意味」を
自分の中で与えます。
たとえば、空にすっと伸びる美しい雲が見えれば
「竜神様だ！」と思い、
大切な交渉の前に道すがら、ネズミの死体でも
見れば、縁起でもない、この交渉は
良くない結果になるかもしれない、と思い、
また、引っ越しを考えているときに、
候補の物件の近くに自分にゆかりのある神社を見つけ、
きっとご縁があるに違いない。ここにしよう！
と決めたり。
出来事自体を見れば、ただすっと伸びる雲が
見えただけだったり、未知にネズミの死体があったり、
候補の物件の近くに馴染みの神様がいらしたり
しただけのこと。
それでも私たちは、そうした出来事のいちいちに
何かしらの「意味」を見つけ、決断や行動に
影響を及ぼします。
あるいは、その逆に、積極的にその「意味」を
ベースにして決断や行動をしていたりします。
人のちょっとした表情から、
きっとあの人は私を嫌っているに違いない、
この人は私に気があるみたいだ、
と一喜一憂するような小さなことから、
頭をガツン！と一撃されるような、
強烈な恩寵の出来事まで、
「意味」は私たちが生きるこの世界を
根本から作り上げているようです。
そんなことをつらつら考えながら、
「意味」はときに私たちを導きもするけれど、
同時にどれほどそれらに自分の世界を
定義づけさせ、縛らせてもいるのだろう、
なんてことを考えていました。
もしそれらの「意味づけ」や「定義づけ」を
完全に外したとしたら、自分が生きるこの現実世界は
どんな風に見えるでしょうか？
無意識に信じて疑わないその「意味」づけは、
本当に正しいものなのでしょうか？
それが良いとか悪いとかではなくて、
個人的に、あまりにもべたべたと貼り付けた
そうした「意味」がどうにも重く感じられていた
ところだったので、
それらをいったん外して、脇に置いてみよう
と思ったのでした。
どんな出来事も、どう解釈してもいいし、
しなくてもいい。
それに意味を与えないでいたら、
自分の中で、何が起こってくるだろう？
そんな風に思ったのです。
ただ、そうは思っても、起こった出来事には、
それなりに自分の中で気持ちは揺れ動いています。
それも、自分の中の意味づけによって、
嬉しくなる時もあれば、悲しくなる時もあります。
ものは考えようというのは、そういうことを
言っているのでしょうけれど、
無意識にしている意味づけが、どうしても
影響を及ぼしてしまうのですね。
そういう時は、ただそうなんだ、と
自分の中でどんな「意味付け」がされているか
別にそれを変えようともせず、ただ気づきます。
気付くと、その「意味付け」をベースに
強烈にジャッジメントされていたものが
解き放たれて、ふっと楽になるのです。
「だからいいんだ」
「だからダメなんだ」
という、そのどちらからも解放されます。
良いも悪いもなく、ただ在るだけ。
自然の中にいると、自然のものは
最初から「意味づけ」からは自由なので、
私たちもその中でリラックスできるのでしょう。
これが、マインドの外側。
プレゼンス、ということですね。
日頃の自分の言動の中に、どんな「意味づけ」が
あるのか、注意深く見てみましょう。
そして、それが自分にどんな影響を及ぼし、
どんな気持ちにさせているか、
またどんなリアクションを引き起こしているか、
じっと意識を向けて行ったら、
気づくことがあるでしょう。
その世界は、自分で作り上げたものだと、
確かに気づくはずです。
そういう意味で、私たちは自身の世界を
いかようにも作り変えられるのです。
他人の世界は、その当人に任せましょう。
まずは、自分がどんな世界を作り上げているのか
知るところからですね。
というわけで今週のテーマはこちら。
自分が出来事にどんな「意味」を与えているかに気づくよう、最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年8月28日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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