感情解放ワークでもおなじみの「鏡の法則」。
頭では理解してはいても、、
実際自分の生活に落とし込んで使えている人、
どの位いるでしょうか。
たとえば、セッションでもこんな場面があります。
気持ちのカケラ君に、相手に向かって
飲み込んだ言葉を吐き出してもらう場面で、
言いたいのだけれど言えない。
なぜなら、そんなことを言ったら相手は
余計にブチ切れて何倍にもなって
返って来るからとか、
どうせ言っても無視される。応えてもらえない、
嫌な顔されるとか、
悲しそうな顔をして、受け入れてくれない、
否定される気がするとか。
こんなイメージが出てくることがあるのですが、
こういう場合、ワークではまずそういう反応を
されたときの自分の気持ちを受け止めて、
次に相手の意識に入って、そういう反応をするときの
相手の気持ちを受け止めていく、という順番で
統合に導いていきます。
で、これのどこに「鏡」があるのかと言うと、
「こんなこと言ったら、こんな風にされる」
というその相手の反応自体が、
あなたが誰かにそういうことをされたときの
反応とイコールなんです。
表に現れている反応に対して、
「私はそんなことはしないわ」って思うかも
しれませんが、そういう方は、その奥にある
気持ちがイコールなんですね。
つまり、何倍にもなって言い返しているときの
その気持ちとか、嫌な顔をする、あるいは
無視するときの気持ち、受け入れず、否定する
ときの、その気持ちのことです。
鏡のストーリーの中では、あなたは相手に
「こんな風にされる」と見ていますが、
実はその態度は
自分が自分に対して取っている態度、または
自分が誰か他の人に対して取っている態度
なわけです。
ピンとくるでしょうか？
だから、あなたがお母さんに受け入れてもらえない
と見える時のお母さんの負担感とか嫌悪感などは、
あなたが自身のその要素に対して抱く
負担感や嫌悪感ということなんですね。
だから、お母さんに受け入れてもらいたいと
思ったら、これはあなたの鏡ですから、
映る像を変えたいのなら、
あなた自身があなたのその要素を受け止め、
態度を改める必要があるわけです。
それをしないで、鏡の像にだけ変わることを
求めても、永久に勝つことのできない戦いを
挑み続けるようなものです。
これと同じように、
周囲が私の失敗をひどく責めたてるとか、
フレンドリーではなく、まるで異質なものを見るように
遠巻きに見ているとか、相手は私を騙そうとしているとか
表ではちやほやしても、裏できっと私の悪口を言っている
に違いないとか思うのは、
相手の真実はどうか別として、
あなた自身がそういう在り方をしている
ということなのです。
自分が誰かの失敗に寛容ではなく、責めたて、
騙そうとしていて、裏で悪口を言っている。
だから、反対の立場に立たされた時、
あの人もそうするだろうと見えてしまうのです。
実際に、セッションでそういう行動に
駆り立てている原動力になっている
感情を統合すると、
ビジョンに見える相手の反応も
その瞬間から変化していきます。
いやいや、相手にそういう反応を
されてきたから、実際にそう思ってしまうんだ
という意見もありそうですが、
自分の中に在る「種」の方が先だと私は思います。
つまり、そういう「種」を昇華させるために、
そういう経験をする環境に身を置くように
設定したのだと。
たとえば、存在を全否定するような親の下に
生まれたということは、もともと自分に
その傾向があって、今生、それを昇華させるために
そういう人生を選んでいる、ということです。
自分が自分に対して何をしているのか、
いかにして受け入れがたい側面を受容し、
慈しみ、愛していけるのか、という
チャレンジなんですね。
そこに気づいたら、
相手に乞食のように求め続けるのではなく、
求める意識を反転させて、自分自身に
向き直るのです。
そこに、あなた自身が見捨て、否定してきた
孤独に傷つき、力なく哀れな自分が見えるでしょう。
そんな姿にしてしまったのは、
他でもない、自分自身である、と
真摯に受け止めるべきです。
この哀れな自分を復活させられるのは、
自分しかいないのです。
というわけで今週のテーマはこちら。
「鏡」を見ながら、自分の自身に対する態度を慈しみに変えていくよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年8月14日（水）17：00までに
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同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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