今週は、お盆を新盆でやる東京などでは
お盆の週なので、ご先祖様に意識を
向けてみたいと思います。
今まで私のヒーリングでは、
あまり浮かばれていないご先祖様を中心に
意識を向けてきたのですが、
ご先祖様たちの中には、素晴らしい方も
たくさんいらしたと思うのですよね。
だからこそ、あなたがここに生まれ、
今まで生きてこられたわけで、
そうでなかったらとっくにその遺伝子は
絶えていたと思います。
自分の血や家、遺伝子に、受け入れがたいものを
感じる方も中にはあるかと思いますが、
素晴らしい側面にもぜひ、光を当てて
行きたいと思うのです。
私自身、以前は自分の家というものが
どうにも息苦しくて、仏壇はキライだったし
劣等生でしたので、こんな自分が嫌いで嫌いで、
どうにもこの血がたまらなく嫌でした。
でも、「祈りの力」でも書いたように、
どういうわけか、ご先祖様への感謝の祈りを
したあたりから、生きることの苦しみが
底を打ったようにものすごく時間をかけてですが、
楽になっていったような気がします。
ご先祖様も、あの時の私のように、
或いはもっと苦しい人生を生きておられたのかも
しれません。
それでも死なずに生き抜いてくださったことを思うと、
やはり感謝しかなかったのですね。
今のこの現代日本社会も、国民の幸福度は
先進国と言われる割に、極度に低いですけれど、
その社会に生きる私たちどころではない、
過酷な状況を生きたご先祖様って、
たくさんいらしたと思うのです。
たとえば、私たちの2，3世代前では
太平洋戦争がありましたし、
戦地で戦友がバタバタなくなっていく中で
恐怖すらも感じなくなってただ絶望と
ともに在った方もあるかもしれません。
あるいは、本土にいても、空襲で火の海を
逃げ回った人や、焦土と化した街の中を、
死体の山をかき分けて肉親を捜した人も
あったかもしれません。
また、たとえばもっとずっと昔、末法の世と言われた
平安の時代、飢饉や戦乱、疫病でで荒れ果てた
世界を、ただひたすら生き抜いたご先祖様も
あったでしょう。
私たちのその遺伝子、その血は、一度も絶えることなく
ず～～～っと続いてきたから、今があるんですね。
それを思うと、すごいことだと思いませんか？
苦しい経験も、私たちの血の中には蓄積されて
いますが、一方で、ご先祖様が培った美徳も、
同じように私たちの血の中に刻まれています。
たとえば、人の痛みを慮り、寄り添う優しさとか、
誠実さ、正直な心、物を大切にしたり、
いきものを尊重し、可愛がる気持ちなどなど。
たくさんたくさん、素敵なところもあったはずです。
そして、自分の子孫から見れば、
この私はまさしく先祖なわけで、
この自分が獲得した美徳は、
ご先祖様たちが獲得した美徳と同じように、
子孫に受け継がれていきます。
子供がない方もあるかと思いますが、
あなたが獲得した美徳は、
時空間を越えて、あなたにつながる領域の
すべての存在に分かち合われますので、
自分が死んだら消えてしまうから
無駄なことだってわけじゃないんですね。
もちろん、自身の次の人生にも持っていく
のでしょうしね。
今の時代、ものすごく価値観が多様化していて、
何が良いとか悪いとかがとても混乱している
というか、曖昧になっているような気がします。
でも、「人間の生き様として真っ当なのかどうか」
っていう基準が、昔の人は今の人たちよりも
もっとしっかり持っていたと思うのです。
そういう「真っ当さ」って、こういう時代だからこそ、
本当はもっと大事にすべき基準なんじゃないかな
と思います。
「真っ当さ」の持つ誇りや尊厳みたいなものが、
私たちの日常から失われているような気がして
ならないのです。
感情解放ワークで様々に分離した自分を統合していくと、
とても地に足がついた感じになって、この世界で
ちゃんと生きていけるようになります。
そして、自分を歪めて成り立たせていた在り方が
整っていくにつれ、自分を信頼できるようになり、
自身への尊厳や誇りを取り戻していくのです。
そういう姿を見て、昔の地に足の着いた生き方を
していた人は、一市民でさえ多かれ少なかれ
こういう尊厳や誇りと言ったものの感覚が
現代人よりもしっかりあったのではないかと感じます。
それこそ、ご先祖様の持っていた美徳ですね。
というわけで、今週はそういう素晴らしい美徳に、
意識を向けていくことにします。
テーマはこちら。
ご先祖様の美徳を自分の中に感じ、感謝・祝福するよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年7月10日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
「無料遠隔ヒーリングのお申し込み・ご感想」
の件名を選択なさって第何回のご感想なのか
明記のうえ、送ってください。