ここのところ、ブログでもちらほら触れていますが、
永遠の眼差し、時空間を越えて折り重なって
存在している無数の人生について
何となく、徒然思うことがあります。
世の中、色々な先生が時間と空間について
語っておられて、私もそんなに深く
学んだことがないので、
それらの概念と私の感じているものが
一致しているのか、一部重なるところがあるのか、
或いは全く違っているのかは
よくわからないのですが、
たとえば、今ここに仲良くお付き合いさせて
いただいている友人たちがいたとして、
今はそれぞれの立場で心地よい友情を
育ませていただいていますが、
同時に、別の時空間においても、彼らとは
また不思議なバランスの関係性の中で、
互いに刺激を与えあい、共に成長し合っている
ようなビジョンも垣間見えます。
こちらでの関係性が変化していくと、
あちらでの関係性も微妙に連動していて、
またそれ以外での時空間の関係性も
影響を受けているようです。
よく、過去世と言うけれど、
実際は時間は過去から未来へと直線状に
流れているわけではなく、
すべて同時に存在していて、
私たちは自身のバイブレーションによって、
異なるパラレルワールドの世界に
瞬時に行き来している。
そんな感覚で私は世界と時空間を
捉えています。
だから、ヒーリングで何かが癒されると
過去世のビジョンや未来世のビジョンが
どんどん変わっていくのですが、
それは、異なるパラレルワールドへと
シフトチェンジしているから、
なんですね。
昨日と同じように、家族も隣人も友人たちも
変わらずに続きを演じているようで、
シフトした世界の彼らは、元の世界の彼ら
ではないのです。
こんな風に言うと、頭がこんがらがって
わからなくなる人と、何となくわかるわ～
と言ってくださる方があるのですが、
まぁ、そんな概念もあるのかな、
位に気楽にお付き合い下さればと思います。
で、このバイブレーション域を生きる自分を
じ～～～っと深く掘り下げていくと、
このバイブレーション域の過去世や未来世が
あります。
今ここで、何かしら抑圧した感情を統合したり、
制限や契約を手放していくと、自身の
バイブレーションは変化します。
そうすると、別のバイブレーションの自分に
ピョン！とシフトして、別の過去世や未来世を
もった自分になるわけです。
だから、その現実の中で出会った人の反応も
昨日までの世界の人たちとは違ってくる
のですね。
そして、過去の自分のバイブレーションで
引き合っていた人たちは、変化した自分の現実からは
いなくなっていきます。
もうその人たちと引き合うような種となる
バイブレーションを、自分がもっていないからです。
だから、どんなに嫌いな人、自分とはかけ離れた人
と思っていようと、自身の現実にその人が
現れているということは、自分の中にその人と
引き合う同じ要素があるということなんですね。
こう説明すると、受け入れ難くて、
でも、そうじゃないこともありますよね？
とか例外を作りたがる人がいるのですが、
今までワークをやっていて、
相手の中にあるものが自分の中にあってもなくても
どちらも受け入れられる、というニュートラルな状態で
確かめてみて、こういう例外があったためしは
ありません。
嫌でしょうけれどね、その気持ちもわかるけれど、
それを否定するほどに、その人とのキツイご縁を
卒業することが遠のくんですよね。
素敵なご縁もあれば、厳しいご縁もあるけれど、
そうした様々なご縁を結ぶ要因は、
私は感情だと思っています。
感情は、様々な行動を起こす動機のベースとなっていて、
そこに注目して見ていくと、とても多くのことに
気づきます。
この感情をいかに自分の中で消化、昇華させていくかで
行動が全く違ってきます。
感情解放のセッションでやっていることは、
この感情をしっかりと受け止め（消化）、
統合（昇華）させていくことで、
自分自身のバイブレーションを変容させていきます。
だから、感じ方が変わり、行動が変わって、
縁が変わって、現実がものすごく変わるんですね。
今この瞬間を生きるこの自分が変容することの
影響は、多次元的に、過去世、未来世に
及びます。
しかも、それらの世界の自分だけではなくて、
その自分に連なる縁を持った人たちにまで
及ぶのです。
だから、これは自分一人のことではなく、
ものすごく多くの領域にわたって影響を及ぼす
とても意義深いことなのだと思うのです。
毎回感情解放のセッションをしていて、
本当に自分自身の在り様を転換できた時の
ストーリーの晴れやかさ、祝福の感じは
感動を誘います。
あれほどまでにすさみ切った、悲惨な人生が、
ここまで変わるのか、というほどに、
みんなが笑顔で、幸せになっているのです。
世界を変えよう、多くの人を幸せにしたい
と願う人は多いですが、
ただ自分自身にとことん向き合うことでも、
こんなにも多くの人を幸せにできているのだ
ということを、ぜひ知っていただきたいと
思うのでした。