人との関係性で、この人に相対すると
どうしても意固地になってしまう、
黙りこくってしまう、固まってしまう
という場面があります。
私自身、数年ぶりに固まってしまう相性の人
に出会って、学びの機会がやって来た！
と狂喜乱舞、否、身悶えしておりますが、笑
どうしたら固まらずに流れていい形で
エネルギーを循環させられるのだろうかと
試行錯誤しています。
直球をぶつけたら数倍返しで返ってきて
面倒なことになりそうだし（実際既に経験済み）
ほとほと嫌気がさして、今は放り投げて
様子見しています。笑
こうなるのは、お互いにものすごく頑固なことは
わかるのですが、譲れないんですよね～（＾＾；
もっと素直になればいいのに、どうしても私は
気に食わん！って、つっぱっちゃうのです。
そういう私の態度は、ますます相手の
力でねじ伏せるような態度を引き出しているのでしょう。
こうして、硬直状態は続く。。。
そもそも、私は相手の何が気に食わなくて
斜に構えてしまうのか。
人の話を聞かずに自分の考えだけを押し付けて
人を断罪するような態度が気に食わない。
けしかけてやる気を出させようとしているのかも
しれないけれど、人を馬鹿にしたような
物言いが大嫌い。
自分のやり方でうまくいかなくて、
別のアプローチもできないくせに
やることをやらない奴の自己責任だという。
書きながら、あ～これ全部自分だな～と
思いつつ、正直に書いてみました。（＾＾；
ここから「鏡のメッセージを読み解くワーク」を
してみました。
相手に何を望むのかと言えば、
私の話を決めつけないでちゃんと聞いて、
状況を理解したうえで対処してほしい。
自分の考えを押し付けて断罪しないでほしい。
なぜ私がこんな態度になってしまうのか、
その原因を謙虚に問うてほしい。
一方的に私に責任をすべて押し付けないでほしい。
こんな感じでしょうか。
これを読み解いていくとすると、もし相手が
今のような態度を取らなかったとしたら、
相手の内にはどんな気持ちが浮上してくるか？
というのを私の主観から見ていきます。
このとき、相手の真実がどうなのかは
問いません。あくまで私の側の主観を臆せず
想像して見るのです。
もし私の話を聞いたら、自分が非難されているように
感じてプライドが傷つき、怒りがこみあげてくる。
思い通りにならないのでムカムカする。
もし自分のやり方が悪いのだとしたら、
これまで築き上げてきた自己イメージが
崩れてしまい、落ち込む。
だから認めないし、自分の正義から降りないんですね。
これはすべて私自身の内面を相手という鏡に
映したものなので、相手の真実とは関係ありません。
ここまででてきたら、ここには私自身が
受け止めるべき「核心の痛み」ともいうべき
感情が明らかになっています。
すなわち、怒りと傷ついた気持ちと、
落ち込んだ気持ち。
これらを受け止めていけばいいわけです。
特に傷ついた気持ちは、えぐられるような、
突き刺さるような感覚がありましたが、
この感覚には覚えがありました。
かつて、ある人から言われた言葉で
こういう気持ちと感覚を味わったな～と
思い出したのです。
その当時は、相手を責めたり蔑むことで
自分のバランスをとってしまったような
気がします。
これも、痛みの回避の常とう手段ですね。
回避しないで、突き刺さった言葉のエネルギーを
引き抜いて、痛みはしっかり受け止めていきました。
何年も前でも、未だに影響が残っているんですよね。
人は、心が傷つくと反射的に防御反応で
心が固くなって自分を守ろうとします。
これはもう本能的なものだと思うので、
それはそれで仕方がないとしても、
そのままでは意固地になって素直に人の言葉に
聞く耳も持てなくなってしまいますから、
元の痛みに対して、自分でしっかり対処して
あげないといけません。
多くの人は、ここができずにそのまま年を取って
ますます頑固になってしまったりするんですね。
そうしてかつて傷ついた人の言葉などの
エネルギーを引き抜いて愛で満たし、
ハートを修復したら、随分楽になりました。
その段階で私の視点から相手を見たとき、
最初のイメージから、私の気持ちに寄り添って
話を聞いてくれそうな様子に変わっていました。
こうして見ると、プライドが高いというのは
自分が傷つきたくないという気持ちとセットであり、
その奥には傷ついた気持ちが既にあるのだな、
ということがわかります。
ビジョンの中で、相手が私の躓きに適切な提案をして
くれているかと確かめてみると、寄り添っては
くれているものの、まだ打開策を打ち出せていなかったので、
申し越しワークが必要なようです。
私自身のハートもさらに下から浮上してくる痛みが
あるので、引き続き取り組んでいくことにします。