6月のスピリチュアル特別講座のテーマが
決まりましたので発表いたします。
「怒りと悲しみを昇華させるためのワーク」
です。
怒りも悲しみも、世間一般ではあまり良くない
「ネガティブな感情」と捉えられがちです。
私たちは幼いころから、こうした感情を見せると
周囲の人たちから「怒らないように、
そんなに悲しまないで」などと繰り返し
言葉をかけられてきたのではないでしょうか。
けれど、そんなことを言われても、
自分の中には厳然として怒りも悲しみもある、
わけですから、
その感情を否定・抑圧したり、
切り捨てて無いことにするしか
なくなってしまいます。
そうして、私たちは自分自身の真実の感情から
切り離され、自分に嘘をついて生きるように
なってしまったのです。
そうなると、自分の中で生まれたこれらの分離は、
様々な影響を及ぼして、消えることのない
苦しみを生み出し続けるようになりました。
人生でうまくいかないことの根っこを
掘り下げていくと、しばしばこうした分離に
たどり着きます。
感情解放ワークでしばしばみなさんにお伝え
しているのは、
どんなにネガティブと言われるような感情でも、
それ自体が「悪」である、ということはない
ということです。
怒りも、悲しみも、嫉妬も、憎しみも、
「悪」ではないんですね。
ただ、それらの感情に対して私たちが
適切に対処する術を知らないので、
こじらせてしまうので、それは悪いものなのだ
とレッテルを貼られるようになっただけなのです。
であるならば、これらに適切に対処できれば、
何ら問題はないわけです。
今回取り上げた怒りも悲しみも、
人生生きていれば誰しもが味わう感情でありながら、
それを感じた当時に、きちんと生き切ることが
できなかったが故に、何年も持ち越して
長いこと苦しみ続けている、という方も
多いと思います。
しばしば、深い悲しみを感じてしまったら、
泣き崩れて動けなくなってしまうとか、
絶望の底に沈んで這い上がれなくなってしまう、
などと恐れる方があります。
あるいは、深い怒りを表現してしまったら、
誰かを傷つけてしまって、大切な人が
自分から去ってしまう。そうなったら
独りぼっちで孤独になってしまう、
と恐れていたりします。
確かに、人生の中で、または魂の記憶の中で
そんな体験をした人生があったのかも
しれません。
けれど、私たちはそうした感情も、
ちゃんと受け止め、適切に生き切って
昇華させていくことはできるのです。
とても触れられない、自分が壊れてしまう
と思うような感情に触れても、
私たちは壊れはしません。
自分の中で生じたものを、
自分自身が受け止められないはずはないのです。
あまりにも長い間抑圧し続けたために、
もうそれが在ることすらわからないくらいに
自分を分離させてしまっている人も
少なくないのですが、
それは決して健全な在り方とは言えません。
なぜなら、それはある種、自分自身に
嘘をついていることであり、
そうした分離は、自身の人生から遊離して、
まるで他人事のようにしか人生を感じられなく
してしまうのです。
そういう人は、目が虚ろで、生きている喜び
からも程遠い状態になってしまいます。
本当に自分の人生を生き生きと生きたいのなら、
自分の本当の感情を否定せず、在るがままを認めて
適切に表現し、生き切ることが必要です。
多くの人が、抑圧し続けた感情に触れることを、
「パンドラの箱」を開けるように恐れています。
けれど、抑圧を解いてもいきなりそういうことに
なることはありません。
一度にすべてを受け止めなくても、
今の自分が受け止め、生きられる分ずつ、
少しずつやって行けばいいのです。
そうやって段階を踏んで自分自身の分離を解消し、
深い悲しみも怒りも昇華・統合させていくと、
その出来事が起こった深い意味に触れるように
なります。
なぜ、その出来事が起こったのか。
そこに、どんな意味があったのか。
それは、本当は魂からの深い深い愛のメッセージです。
長く苦しんだ怒りや悲しみを、
そろそろ魂の愛のメッセージとして
受け取ってみませんか?
人生の次のステージに進む準備ができた方は
ぜひどうぞ。
【こんな方に】
・長年深い悲しみの経験を引きずっている
・自分の中に怒りを抱えていることはわかっているが、
抑圧する以外にどうしたら良いのかわからない
・ふいに噴き上がる怒りを抑えることができず、
しばしば人間関係に支障をきたす
・過去の悲しい出来事を体験してから、
自分の時が止まってしまったように感じる
・何のきっかけも思い当たらないのに、
ふと悲しい気持ちになって泣けてくる
・怒りや悲しみも感じて大丈夫な自分でありたい
・適切に感情に対処する方法を知りたい
・生きる喜びを感じる感覚を取り戻したい
などなど
お申込み、詳細はこちらから
http://healing-gate.com/blog/supirityuarutokubetukouza23/