最近あることがきっかけで随分と長い間
忘れていたある思いが浮上してきました。
それは、「私なんていない方がいい」
という思い。
私がいるとこの場の雰囲気が悪くなってしまうし
そうなるとみんなに迷惑がかかる。
だから、この場から立ち去ろう。
そんな思いをふと抱いたのでした。
かつて20,30代のころはよくそんな思いを
抱いていたものですが、40代になると
年を取って図太くなるのか（笑）
そんな思いすら忘れていました。
でも、心のどこかでしっかり
生き続けていたんですね。
私は、相手が望むような答えは返せないし、
相手の意見に同意はできない。
でも、ここでそれを表明してしまうと
相手の顔をつぶすことになり、
それはみんなに悪い。
だから中途半端な相槌を打っていたのですが、
そんな私の様子を見てますます同調を
求められて、なかなか大変でした。
いつもだったらさっさとその場から
立ち去っているのですが、
なぜかその時はそうせず、
ずっと我慢してしまいました。
そうして噴出したのが上記の思い。
カケラ君が、「まだ僕ここにいるからね！」
ってサインをくれたのかもしれません。
相手とのコミュニケーションの中で、
相手がYesの答えの実を期待して、
Noの答えを暗に拒絶しているとき、
私はNoを表現することができなくなります。
ワークでもよく、カケラ君から「Noと答える権利」
を奪ってはいけない。自分にとって最も都合の悪い
答えであったとしても、効く耳を持てる自分
であるように、とお伝えしています。
Noなのに、Noと言ってはいけない状態で
どうやって自由な本心を表現できるでしょうか。
どうして自分の望む答えしか受け入れない相手を
信頼できるでしょうか。
そうやって拒絶された心の内のカケラ君たちは、
「自分なんていない方がいい」と思います。
「僕たちがいると、迷惑なんだね」
「生きている意味がない」って。
そうしたカケラ君たちの思いが、
今度は自分の普段の思考の中に、
滲み出してきます。
それが、上記のような思いだったわけです。
ということは、私自身が相手と同じことを
しているわけですね。
お前が出てくると雰囲気が悪くなる。
だから出てくるな。黙っていろ。
私の顔をつぶすな。
そんな風に、扱っているのでしょう。
カケラ君のショックと悲しみが伝わってきます。
何をそんなにも毛嫌いしているのかな、
そもそもこのカケラ君は一体何なのか？
と見ていくと、不器用さだったり
鈍重さだったりのようでした。
子供のころは、これでクラスメートや
先生たちからも嫌がらせをされたし、
ずっとそんな自分がダメなんだと
コンプレックスでした。
当時の悲しみ、惨めさ、孤独、淋しさ、
いじけた気持ち、ショックなど
まだまだ残っていたので
お迎えに行くことにしました。
他人から見て、ただでさえ鈍くてトロイ自分は、
人と同じようにできないとか、急き立てられると
余計に固まって動けなくなってしまうんですね。
心の奥でそんな風に固まっているカケラ君に
命の呼吸を送ってあげると、少しずつ
ショックで固まっているのが和らいできました。
でも「ボクがいるといけないんでしょ」
と言っていたので、「そのまんまでいいんだよ」
と居場所を作ってあげました。
すると、とてもホッとして
のびのびしていました。
でもどこかで、こんな状態では自分は
ダメになってしまうんじゃないか
と思っているところがあったので、
何を恐れているのかを見ていきました。
あまりに鈍重すぎてなにもかもが劣等生だった
子供のころの自分が浮かんできたのですが、
それは在るがままの自分を徹底的に否定された
がゆえの姿なのでした。
もし、そんな鈍重さも尊重されたとしたら
どうだろう？と見ていくと、
全くダメになってしまうわけではなくて、
そんな自分なりに繊細で大切な、
素敵な世界をちゃんと作っていました。
こんな自分でも、大丈夫なんだな、
と思いました。
大勢の人のスタンダードでなくても、
生きていて大丈夫。
そんなスペースが必要だったのですね。
というわけで、今週のテーマはこちら。
自分の中に、コンプレックスである要素の居場所を作ってあげるよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年4月3日（水）17：00までに
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同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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