今回は、ワークショップや個人セッションなども
継続してお受け下さっている方々が
ご参加くださいました。
それぞれに心に抱えている気持ちがあり、
それに触れることへの恐れがある、
という状態の中、丸一日をかけて
自身に深く向き合っていかれました。
自らかけた厚い封印になかなかに苦闘された方も
あれば、恐る恐るながらもずっと触れられなかった
気持ちを抱きしてめて行かれた方もありました。
今に至る自身の感じ方や考え方の中に、
両親との関係性の中で刻まれた制限があることに
気づき、それを手放すことに恐れ、ためらいつつ
自由になることを宣言された方もありましたが、
関係性の中で自ら制限を受け入れることで
得ていた絆があるのですね。
けれどそれは、不健全な依存関係を
構築してしまいます。
自分も辛いけれど、相手にとってもそれは
本当は良いものではないのです。
そうした絆を手放すとき、私たちはしばしば
自由になることに不安と淋しさ、喪失感を
感じたりします。
とは言え、そのことで愛の絆が失われる
わけではありません。
このことを、頭ではなく実践の中で
受け入れられるのかどうかが
自由に踏み出せるか否かの境目になります。
制限を受け入れることで免れていたものの
責任も、自由になると同時に自分で引き受けて
行かなければなりません。
それをしても大丈夫な自分を整えていく
ことがとても大切ですね。
今回、新たな一歩を踏み出せた方も、
もどかしい思いを持ちつつ宿題になった方も、
すべての歩みに無駄はありません。
自分自身に向き合い、注ぎ続けたそのエネルギーは、
必ず花開くときがあります。
今のこの自分がどんな状態であれ、
自身に心を向け、耳を傾け続ける歩みを
どうぞこれからも継続なさって行ってください。
今回もありがとうございました。
【ご感想】*******************
こんにちは。
昨日は丁寧なメッセージをありがとうございました。
特別講座の夜はすごくよく眠って、翌日は体調の変化は感じませんでしたが、心が軽くなった感じがありました。
あの一言を宣言するのに、こんなに大変だとは想像もしていませんでした。今までブログを読んでいて、「自分がやると決めるだけ」なのに苦労する人もいるんだなーと思っていたら!相当粘り強く導いてもらって、ようやくでした。
途中「父はそんな人じゃない」とKOUさんに訂正したい気持ちが沸いてきましたが、「あなたのお父さんはこういう人だ」と決めつけられたのではなく、私の中に作られた父との関係性をあのように表現されたのだなと理解しました。
宣言するとき、「嫌だー!怖いよー!!失敗するよー!」と私の中が叫んでいました。一緒にやっていこうねと声をかけました。
講座の始まりの時のたまらない不安感は、不思議なくらいなくなっています。私は軸をもってやっていける!と思えたからだと思いますが、ここからが始まりなんですよね。
KOUさんが「起こる出来事に正解も間違いもない」と書いてくれましたが、私はいつも「何がが正解?!」とハラハラし、「これで間違ってないのかなあ」「もっといいものがあるのでは」と不安になってばかりでした。自分が納得できるようにという指針をたてても、どうやったら納得するのかは分かっていませんでした。
だから、自分のハートを信じてその声を聞いて決めていくのは、私には新しいことで、決める不安はまだ大きいですが、変化も楽しみになりました。