思い込みや勘違いって、誰でも
多かれ少なかれ持っていると思いますが、
先日、母について私は大きな思い違いを
していたのかもしれない!という
気づきがあったのでシェアして見ます。
(っていうか、最後まで書いてみて、今日は
ものすごく徒然です。ご容赦くださいませ)
私の母は自営業で店をやっていて、
店は店舗兼自宅なのでほぼ毎日、
ず~っと家にいます。
もちろん休みの日は買い出しに出かけたり、
開店前の平日は仕入れなどで車であちこち
行ったりはするのですが、
あまりふらっと遊びや気晴らしに出かける
ということがありません。
かといって、それほど内向的な性格でもなく、
人づきあいも結構して、元々私よりは
ずっと外交的なところはあると思います。
そんな母がず~~~っと家(店)にいるのは
可哀想だなぁと思って、たまには旅行に行ったり
どこかに誘ったりということはあるのですが、
動機は「ずっと家に居たらカビ生えちゃうから(笑)
どこかに連れ出してやらねば!」という
義務感が多かったんですね。
まぁ、出かければ出かけたで母もそれなりに
喜んでいるようでしたから、まぁそれはそれで
良いのかな、と思っていました。
内心、もっと自分から遊びに出かけていけば
良いのになぁ。あまりにも籠りすぎ
なんじゃないか、なんていう思いもあり。
私も結構出不精なところがあって、
最近でこそ一人でふらふらと旅行に行ったり
していますが、以前は本当にあまり
出かけない人間でした。
まぁ、親子そろって座敷童状態なわけです。笑
で、私一人があちこちでかけていくのも
申し訳ないっていう思いがいつもあったのですが、
ある時ふと、
私はそれを可哀想ってずっと思っていたけれど
母は誰かからそれを押し付けられたわけじゃなく
自分の意志でそうしたかっただけなのでは?
と気づいたんですね。
こんな単純なことに今気づくなんて
なんて間抜けなんだろうって思いますが、
長いこと抱いていた罪悪感が、実は
根拠のないものだったと気づいて
今まで見ていた現実が
バタバタとひっくり返ってきています。
母は、確かに違う選択もできるはずでした。
自分がそれを選べば。
でも結局は、今の選択が居心地が良いのだ
というのは感じます。
ある部分で確かに我慢はしていますが、
母はそれで得られるメリットを選んでいます。
私のせいで母は我慢をしている、
と無意識にずっと思っていたのですが、
それは誤った思い込みだったのですね。
それでも相変わらず、母の顕在意識では
○○のために、って言うでしょうし、
自由への憧憬はあるでしょうけれど、
どこかで自分でそうしていることは
わかっているような気がします。
自分で自分に許可を出せばいいだけ。
でも、出してしまったら、
これまで守ってきたものが壊れてしまう。
そんな恐れも見え隠れします。
とても強い喪失感がありそうです。
それが嫌なんですね。
もうあと何年も自分の寿命はないんだから、
みたいなことをよく言いますから、
きっとこのまま人生の終わりまで
行こうと思っているのでしょう。
その試みが成功するのかどうかは
知りませんが、
鳥籠の中の鳥は、
本当に籠から出たら生きていけないのか。
願わくば、この人生の内に心の籠から出て
生き生きと自分の人生をさえずり
歌ってほしいものだな、と思います。
と、そんな母の姿を見て、
やっぱりこれは私自身の鏡だよね~(^^;
って思ったりします。
誰もそこに閉じ込めてなんていない。
籠の扉は開いているのです。
でも、自分から外に出ようとはしない
鳥のようですね。
文字通り、チキンです(^^;
母も私も、この家というある種の結界の内で
守られていてそこそこ居心地が良い状態でいるとき、
ここから出なくてはいけない理由があるのかないのか。
もしこの状態のクライアントさんがいたとして、
私がリーディングをしたとすると、
(こういうリーディングしたことなかったな)
これはこれで何か意味がありそうです。
この家という場所と、私が特別に思っている
日本各地のある場所が、何かエネルギー的に
強く連動している。
だから、あまり動けないんだな~
というのが見えてきました。
籠の鳥も、それはそれで意味があったようです。
こういうリーディングって、
表面的に同じように見えるケースでも、
その奥を読んでいくとそれぞれに違いますからね。
それほどワクワクするような高揚感があるわけでは
ないけれど、こにいることは苦ではない。
しかも他に動く理由がないのなら、
それはそれでいいのかな、と。
動くべき時は嫌でも動きますからね。
強いて言うなれば、
水平方向での移動ではなくて、
垂直方向の深まりかな。
深まるために必要なのが、
いくつかのある場所のエネルギー
ということのようです。
何だか今日はとりとめないけれど、
ものすごく気づきがあった気がする。
何だかまとまりがありませんが、
ご勘弁を~!