昨日もワークショップだったのですが、
継続して参加してくださっているみなさんで
満員御礼となりました。
みなさんの進捗状況はそれぞれですが、
毎回、少しずつだけれど着実に歩みを進めて、
多分ご本人が自覚している以上に
エネルギーが変わってきている方もあれば、
それまでどうしても触れられなかった感情に
ようやく触れ始め、受け止められるように
なってきている方もあり、
ワークをするたびに出てくる
気持ちのカケラ君たちのストーリーに
翻弄されながらも、
必死で一つ一つを受け止めていこうと
決意を新たにするみなさんを拝見するのは、
私自身も心打たれる姿です。
一方で、どれだけ通ってもなかなか
変化のない方も確かにいらっしゃいます。
私も、来てくださる方には無駄足に
なってほしくはありませんから、
その時その時で私にできることは
最善を尽くしてすべてやります。
必要であれば、かなり厳しいことも言いますし、
相当深く突っ込んで覚悟を迫ることもあります。
そのくらい、本人が心を決めなければ
それまで何年も越えられなかった壁を
越えられるはずはないのですよね。
どうすることが今必要なのか、
自分でしっかりと見て自覚するよう促し、
ではどうしたいのか、いつそれをやるのか
決めていただきます。
これらは、何も私が無理やりさせるわけでは
ありません。
あくまで決めるのはご本人ですから、
決めることから逃げる方もあります。
いずれにせよ、逃げても決めても、
それぞれにそれぞれの結果はもれなく
ついてくるので、
この瞬間の在り方がもたらす結果が
自分の欲しいものなのかどうか、
よく考えるように、ということはお伝えします。
容易に自分の感情や感覚を感じられない
と言う抑圧の強い方も少なくないですが、
封印が固ければ固いほど、
その奥にある思いは、深いものがありますね。
ワークをしていてなかなか感じられないと、
そんな自分はダメなんだ、とがっかりされる方も
あるのですが、
かつて自分がその選択をしたときの思いに、
寄り添える自分になるための、
自分育てを今しているんだと
思われたらいいのではないでしょうか。
感情を封印するということは、
間違いなく自分はボロボロになるわけです。
自分の一部を断ち切って生きざるを得ないほど、
それでもそうやって生きてこなければ
ならなかったのです。
そんなボロボロになった自分に、
少しずつでも寄り添えるようになった時に、
固く閉ざされた封印は解けていきます。
そうして、傷ついた自分を、
自分で癒すことができるように
なっていくんですね。
中には、自分が癒えていくことすら
許せない人もいますが、
いつまで自分を罰し続けるのか。
その「刑期」を決めるのは、
他でもない、自分自身しかいません。
誰かが罰しているのではなく、
自分自身が罰しているのですね。
では、許せない自分を許すには、
どうしたらいいのか。
逃げ続ける自分のままでは、
決して許すことはできないでしょう。
逃げてきたものにしっかりと直面し、
放り投げてしまったものを受け止めること。
これができたとき、
あなたは自分を完全に許すことができます。
「刑期」を終わらせることが
できるのですね。
そのときあなたは、一回りも二回りも
成長し、変化した自分を見出すでしょう。
もう二度と同じ過ちを繰り返すことはしない
堂々とした、頼りがいのある自分を。
この歩みは、誠実さを極めていくような歩みで、
逃げ道もなくなっていくし、言い訳も
できなくなっていきます。
それでも、進むほどに磨かれ、清まり
整っていくものがあるのがわかるでしょう。
だから、この道を歩むんですね。
決して、都合の良い現実だけを生きるために
自分に向き合うわけではないのです。
この感情解放ワークを、願望実現のツールとして
捉えている方は、多分どれだけワークをされても
ある程度以上の成果はないでしょう。
そう捉えているうちは、必ず行き詰ります。
そこが、ブロック解除系のヒーリングとは
一番違うところかな、と思います。
自分に本当に向き合い、矮小化させていた力を
解き放ってやった後に見えてくるのは、
我(エゴ)を越えたところの自分です。
私たちは、本当に本当に
そこに触れていかなければならない。
そう思って、毎回、
私はみなさんに向き合っています。
すべての人が、自身の本当の力に
繋がっていきますように。
幸せは、そこからやって来ます。