日頃の人間関係の中で、
相手は別段責めてるわけでもないのに、
本人がやたらと責められているのではないか
と感じて攻撃的になったり、言い訳をしたり、
という場面にでくわすことがないでしょうか。
責められているように感じる、ということは
その人自身が誰かを責めている、
ということです。
自分がしているから、誰かから
そうされるのではないか、と思うんですね。
たとえば、
裏切られるんじゃないか、と思う人は、
どこかで誰かを裏切っているということだし、
見捨てられるんじゃないか、という不安を
抱えている人は、自分が誰かを見捨てている
わけです。（多くの場合、それは自分ですけどね）
で、責められると感じる、ということに
戻りますが、
「責める」というキーワードだけを思ってみたときに、
パッと思い浮かぶ人物がいるでしょうか？
あなたはなぜ、その人を責めていますか？
色々な理由はあると思いますが、
恐らくあなたはとても傷ついているのでしょう。
傷ついた心は怒りに転換します。
そしてその怒りが、相手を責める
という行動になって表れているのです。
ということは、責める・責められるという
被害者と加害者の構図から脱却したければ、
その怒りや傷ついた心に対して、
あなた自身が責任を取る必要があるわけです。
怒りのエネルギーをしっかりとらえ、
命の呼吸をしながら責任を持った方法で、
飲み込んだ言葉を吐き出したり
行動で表現をします。
こう書くと、このブログを読み始めたばかりの方は
実際に相手に対して行動するのかと思われる方も
あるかもしれませんが、それだと八つ当たりに
なってしまします。
そうではなくて、イメージワークで
これを行います。
あるいは、傷ついた心にまでさかのぼって、
その痛みを命の呼吸とともに感じ、
受け止めるということをします。
そこがしっかり統合できれば、
怒りは消えますし、相手を責めたい
と思うこともなくなるでしょう。
その状態で、誰かに責められる気がする
という場面に戻って改めて感じて見ると、
もう責められる気はしなくなります。
誰かが自分を責めるだろうと感じるのは、
つまりは自分が誰かを責めているその姿を
相手を写し鏡として見ていただけなんですね。
自分の在り方を改めれば、
鏡に映った像はその瞬間から変わります。
鏡ですので、5分後とか1週間後に変わる
わけではないんですね。
鏡はリアルタイムで今の自分を映します。
この原理で、同じように
裏切られるとか、見捨てられるという感覚も
掘り下げてワークされていくといいでしょう。
ちなみに、ここで言う「相手」というのには、
自分自身も入ります。
つまり、誰かを責めるというのが
自分を責めているというケースでも、
やはり責められる恐れを感じるでしょう。
この場合は核心に在る感情が少し違ってくる
かもしれません。
自分に対して怒っているというのは
健全な怒りではないので、
本来は誰に怒っていたのかを明らかにしなければ
いけませんし、
その相手に怒ってはいけないというブレーキから
自分に対し怒っているのであれば、
そのブレーキから外すプロセスを踏みます。
その辺りはここでは割愛しますが、
お心当たりのある方はセッションでも
受けてみてください。
また、自分を責めるケースでは、
何か失敗して動揺から自責の念を発している
こともありますね。
この場合は、しっかりその動揺の感情を統合し、
現状を直視できるようになることが
大切です。
そうして初めて、その次のステップに
進むことができるようになります。
このように、責める、というテーマでも
色々なケースがありますが、
要は、責めるのを止めてみたときに
浮上する感情をまず捉えて、
これを統合することがポイントになります。
根本的に、責めるという行為は、
自分の収まらない気持ちを相手に八つ当たりしている
責任転嫁の行為と言えますね。
というわけで今週のテーマはこちら。
誰かを責めている自分に気づき、その根にある感情を統合するよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
2019年2月6日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
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同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
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