昨日は感情解放ワークショップでした。
常連の方々、お久しぶりの方、
お集まりくださり、ありがとうございました。
みなさん、通ってくださっている期間も、
持っている背景もワークの進捗具合も
違うのですが、
それぞれの段階で、それぞれに決断し、
プロセスにスイッチを入れるタイミングが
ありますね。
ワークショップやセッションでは、曖昧に捉えていた
自分自身の現状をはっきりと認識し、認め、
そしてこれから自分がどうしていきたいのか
をご自身で決めていただきます。
中には、現状をどうしても認めたくない
という抵抗が出てくるケースもありますし、
認めたくないのだということすら
わからなように自身の人生から退避し、
煙に巻いて、他人事のように
へぇ~そうなんだ!って逃げる方もあります。
逃げたいのがその方の選択ならば、
私にはそれ以上できることはありません。
それがあなたの選択なのですね、
で終わりです。
それで本当にいいのかどうか、
それぞれの選択をした場合の可能性を
お伝えしたうえで、何度か問いかけをしますが、
時間も永遠にあるわけではありません。
個人セッションならその時間内ですし、
ワークショップでも一人の方にかけられる時間は
決まっています。
毎瞬、その時間をどう使うか、
私は常に、ご本人に選択していただいています。
今日、サロンを出る時に、
どんな自分で帰っていきたいのか。
ある意味、ギリギリまで追い込みますね。
自分一人の時だと、こういう風に期限を切って
選択するというのはなかなかないと思います。
今日しなくても明日は当たり前にやって来ると
思っているし、そうやって一週間経ち、
一か月経って一体どれだけの結果が出るでしょうか。
今まで何十年も続けてきた在り方を転換させるには、
それなりに意識エネルギーの密度が必要です。
ぼんやりと、何となく大転換の奇跡は
起きないのです。
故に、自分自身の意志の力をしっかり
使える状態になっていることが大切です。
けれども、自分で決めるということが
できない状態の人も少なくありません。
人生のどこかで、自分で決めることを
やめる決断をしている人もありますし、
誰かからその力を奪われている人もあります。
いずれのケースであれ、自身の人生を
転換していく何らかの必要性を感じているのなら、
再び自分の意志を行使する在り方を選択し、
それを明確に、自分で宣言しなければなりません。
一度でこれがストン!と入って自分で決断できる
意志力が戻ってくる人もあれば、
何度も繰り返して段々とその在り方が
定着してくる方もあります。
そして、自分の意志を取り戻すということは、
自分の人生を自身で引き受けることと
直結しています。
このことに、恐れおののく人を
どれだけ見てきたでしょうか。
その重圧に潰されてしまう。
とても耐えられない。
と言って、自分にはできないと
信じ込んでいるのです。
けれど、できないはずはないのです。
あなたにはそれをする力は十分にあります。
けれど、その力を感じることができないので、
使えずにいるだけなのです。
故に、私はしばしば自分自身の力の中心に
意識を向けるよう、誘導をします。
そうすると、ほぼすべての方が、
できる、という力を感じるんですね。
今までなぜそれが感じられなかったのか
と言えば、
ちゃんと自分を見もせず、信用できないと
背を向け、繋がれていなかったからです。
最も信用できない存在。
それが自分だったわけです。
だから、そんな自分の中の力なんて
そもそも求めませんし、あるなんて概念自体が
ないわけです。
でも、ちゃんと向き合って意識を向けるならば、
必ずそこに力を感じるはずなのです。
概念ではなく、「実感」としてね。
この力をしっかり使って、
自分の人生を生きるわけです。
ここができるようになると、
人生はどんどんシンプルになります。
こういう生き方をして行きたいのかどうか。
していきたいと思うのなら、
ではそういう生き方をする!と
決められるかどうか。
浄化のプロセスを恐れる方は多いですが、
恐れてもいいのです。
けれど、恐れてもなお、
そういう在り方をしたいという思いを
持てるのかどうかがカギになります。
そこが決まらない人は、ワークをやっても
「自分自身に向き合ったつもり」で
ずるずると変わらない苦しみを引きずるでしょう。
そこに言い訳の余地は一切ありません。
あなたが決めるのです。