この日は継続してご参加の方のクラスでした。
掲載できるご感想はいただいていないので、
私のご報告を持ってかえさせていただきます。
この日は人数も少なかったので、
現状のエネルギーチェックから
課題をあぶりだして掘り下げていきました。
本人としてはとても頑張っているのだけれど、
それが魂の深いところの欲求とはちょっと
ズレているというケースがあります。
だから、こんなに頑張っているのに
まだ満たされない。もう頑張るのに
疲れてしまったな~という感じに
なるのだと思います。
なぜズレているのか、そこに何かしらの
「こうでなければいけない」という
頭で思い描いた理想像があって、
実はそもそもそれ自体が本当に
望んでいる姿ではない、ということも
あるのですね。
その理想像の根底に、様々な
感情のわだかまりを含んだ体験の記憶
などが絡んでいることもあるので、
そういったものを統合しながら、
謝った思い込みの整理をして行きました。
特に今回集中して取り組んだものの1つは、
コミュニケーションについてでした。
人やその他の何かとの交流には、
自分と他者とのエネルギー的な交わりが
あります。
その交わりを楽しめるかどうかが
交流の楽しさや長続きするかどうか
に関わってくると思いますが、
私たちはしばしば深い交流を求める一方で、
深く心揺さぶられることを恐れ、
それを拒絶する思いをもっていることが
あります。
そうした恐れは、根本的には
自分の枠組みが崩壊していってしまう
ことに対する恐れと言えるかもしれません。
だから、自分を保てない、などと
思ってしまうわけですね。
けれど、その崩壊してしまう
枠組みの自分というのは、
本当の自分ではないのかもしれません。
自分の枠組み、軸をどうとらえるのか。
今回のワークではその辺りを
集中的に取り組んでいきました。
自身の軸をしっかりとらえていれば、
枠組みは自在です。
軸とは、常に不動のまっすぐ立った棒
ではありません。
考えて、これだ!とわかるようなものでも
ありません。
ワークショップではしばしばそれについて
お伝えし、感じていただいていますが、
各自、ご自身でその感覚をしっかりと
深めていっていただければと思います。
今回も、真摯な取り組みの場に
立ち会わせていただき、
ありがとうございました。