今週の無料遠隔ヒーリングのテーマは、
ブレーキをかける要因に向き合うという
いつもの方向性とは違って、
最高の可能性を体現した自身のエネルギーに
フォーカスしていくという、
違ったアプローチをしています。
実はこの方向性の転換は、
私の中では結構大きなターニングポイントに
なりそうです。
今までは、そういうアプローチがあるのは
わかっていても、実際に自分がそれをやろうとすると、
最初の段階で躓いてうまくいかない、
ということの繰り返しでした。
それが、ここまで積み重ねてきたものと、
諸々の出会いやカンフル剤によって、
ようやくそれが無理なくできるように
なってきた感じがしています。
スピリチュアルや自己啓発の世界でも、
色々なメソッドや理論があって、
多分どれも一理あるのだろうな、とは思います。
でも、いざ自分が実践したときに、
その方法ではうまくいかない、という経験を
された方も、多いのではないでしょうか。
それは、そのメソッドと自分の気質との
そもそもの相性が良くなかった、
ということもあるのでしょうが、
自分の諸々の要素がどの段階にあるのか、
という要因も大きいのではないかな、
と思うのです。
私自身の経験で言えば、
以前の私は最高の状態の自分をイメージすること
自体がまるでできなかったのです。
今の自分から、ある程度の成長をした未来の自分像
というものが、極端に近い未来しか描けないか、
全くできないか、どちらかでした。
だから、イメージを駆使して人間の創造力を
発揮しようというあらゆるメソッドは
その時点で挫折していました。
こんな状態でできることと言えば、
ひたすら今の自分自身に向き合うことでした。
元々、ものすごく抑圧傾向が強かったので、
自分の本心や感情に触れることがとても
難しかったのです。
それでも、ある時期に集中して自分の感情に
取り組んだことによって、どうしようもなく
固着していた抑圧の壁が緩んでいったのは、
私にとってはとても大きな転換点になりました。
そこからさらに、様々な出会いによって
刺激を受け、気づきを頂き、たくさんの恩寵の
エネルギーを注がれました。
それは本当に有り難いことで、
望んだとしてもそうそう得られるようなもの
ではなかったと思います。
だからこそ、ここまで生かされ、
導かれたことの重みを噛みしめています。
得たものを、自分一人のものとして
終わらせてはいけないと。
ここまできたからこそ、できるようになった
やり方であるし、だからこそ、今まで
届かなかったところにも届くものが
あるだろうと思います。
その辺りはさらに探求していくつもりですが、
今後は多分、このアプローチが私の手法の
主になっていくような気がします。
もちろん、今までの積み重ねてきたものも
使いますが、使い方が違ってくると思うのですよね。
今は自分自身の成長、変化の実感を
ヒシヒシと噛みしめ、咀嚼しているところです。
話は大分それましたが、何が言いたいかというと、
その段階に来たから、有効に使えるメソッドがあり、
それはそれ以前の段階の人には有効にはならない
ということがあるのではないか、と思うのです。
言ってしまえば、至極当たり前のことではあるのですが、
だからこそ、その段階段階での学びを確実に
積んでいくことが、次なる成長の土台となるわけで、
その土台がない状態でいくら使えないメソッドを
やっても、空回りするだけなんだろうな、と。
故に、ある時期に徹底的にカルマ的要素を消化していく
作業に没頭することが必要な時もあれば、
ひたすら霊性の種をまいて基盤を整える作業を
積むときもあったりするのでしょう。
そうして、時期が至れば次のステージが
向こうからやってきます。
そのときに、それを拒むと、
それはそれでまたややこしい混乱や
空回りする状況を生むことになるでしょう。
自分自身にふさわしい段階の学びをすることが
多分一番成長の喜びを感じつつ継続していける
歩みのような気がします。
もちろん、それが最上であるとは言いません。
中にはもっと極端な成長の段階をプログラム
している方もあるので、それはそれで
魂の願いなのだろうと思います。
いずれにせよ、頑張っているのになかなか
成長の実感が得られない、というときは、
そのメソッドと今の自分がいる段階が
合っているのかどうか、確かめてみると
良いと思います。
合っていないのであれば、そのギャップを埋めるものは
何なのかを突き止めて、小さなステップを踏んで
いきましょう。
そういうステップを自作するにも、
自分をよく観察していないとできませんね。
与えられたテキストでは埋められない何かが
誰にでもあると思います。
そういうところを丁寧に見つけ、
対処していくことが、自分を愛することに
繋がっていくのでしょう。
願わくば、その成長の歩みが
軽やかで喜びに満ちたものでありますように。