以前サロンに良く通ってくださっていた
クライアントさんで、とても一生懸命なのだけれど、
なかなか成果の出ない方がいらっしゃいました。
視野や固定観念などガチガチに固まっていて、
あらゆる角度から働きかけをし、
様々な言葉をかけたのですが、
結局その方は今はいらっしゃっていません。
私の力不足を感じるところでもあり、
今でも、何か道はなかっただろかと
忸怩たる思いがしますが、
ふと、あの方は私自身の鏡だったな～と
思うことがありました。
かなりワークもされていましたし、
感情を受け止めるということについては、
人一倍集中力も安定感もあったのですが、
欠けていたものがあるとすれば、
「自分の思うようにしたい」というエゴを
手放して、人生を導く大きな力を信頼して
それに委ねることでしょうか。
それを妨げる、考えられ得るあらゆる要因に
対しても、もちろんアプローチはしましたが、
いかんせん、そもそも本人にその意志が
なかったのです。
その大切さ、必然性については様々な角度から
言葉を尽くしてお伝えしたのですが、
本人の中での抵抗は止むことがありませんでした。
翻って見て、私にもこういうエゴがあるな、
と気づきます。
絶対に自分の思うような方法でないと嫌だ。
というような、大前提の入り口があって、
その許容範囲に収まらないと、
絶対拒否になってしまうんですね。
その臨界値を越えてしまうと、
有り得ない。私はイヤ。と問答無用で
心がシャットダウンしてしまうのです。
その直前まではそれなりに頑張っていると
思うのですけれど、自分でもびっくりするくらい、
一気にダウンしてしまって、
そうなってしまった自分に後から呆然としている、
みたいなところがありました。
その方も、問答無用でシャットダウンのところは
そのまま「鏡」だな、と思います。
こういう反応は反射的に起こるので、
気づいたときにはすでに時遅し、
みたいなところがあって、
リアルタイムで対処するのはなかなか
難しいです。
なので、自分にそういう傾向があると
気づいたところで、事後処理をしないと、
また同じような反射が起こってしまいます。
いったい自分は何に反応したのか。
よ～く見ておかないとね。
これまで、何人かそういう反応をされた
クライアントさんを見たことがありましたが、
何かピンポイントの「ツボ」があるんですよね。
そこ以外はそれほど反応することはない
のだけれど、そこだけはまるで龍の逆鱗に
触れたかのように豹変するポイントが。
相対している側としては、他の要素のように
段々とそこに迫っていくという感じではないので
まるで地雷を踏んでしまったかのように
突然に感じるのです。
本人としても、多分そこは急激に
フッと感覚が抜けるポイントではないかな、
と思います。
制御不能の、空白地帯みたいな。
こういうところにどう取り組んだらいいのか。
自分にもそういうところがあったな、
と心当たりがあるのなら、既に地雷のポイントは
絞れているので、不意にそれを踏まれて
暴発するわけではないでしょう。
その周辺を含めて少し広くポイントを取って、
空白地帯を眺めてみるといいと思います。
意識が飛んで、我を見失わずに済むくらい、
少し余裕をもってそれを眺めていられる
意識のポジションを取りましょう。
そして、噴き上がって来る感情のエネルギーを
捉えてみる。多分これでも結構な圧を感じる
かもしれません。
その辺、上手にバルブ調整をするように、
噴出する感情のエネルギーを自分で
調整しながら受け止めていきましょう。
いつものように、命の呼吸を絶やさずに。
落ち着いてくると、
段々と何が嫌だったのか。
怒りや混乱、恐怖の下から、
核心となる痛みが見えてきます。
これを、お迎えに行きましょう。
今までず～っと受け止められずに
埋もれてこじらせてしまった傷を。
今週はなかなか特殊なテーマかもしれませんが、
お心当たりのある方はぜひ取り組んでみてください。
というわけで、今週のテーマはこちら。
反射的に心をシャットダウンしてしまうような心の傷を意識的に受け止めていくよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
10月17日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
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