先日、以前よくワークショップや個人セッションを
お受けになっていて、今は少しお休みされている
クライアントさんから近況報告のメールを
いただきました。
この方は、ご家族の関係性で長年とても苦しんで
いたことから、サロンにお見えになったのですが、
当初はご両親、ご兄弟、お祖父さますべての
家族に対して、ひとかたならぬ苦しい感情を
抱えていらっしゃいました。
怒りと憎しみと悲しみで凝固してしまったかのような
心を解いていくのは相当に大変なことだった
と思いますが、
セッションやワークショップにおいでになるたび、
様々気づきや解放が起こっていらしたようです。
現在は諸々のご事情からサロンは少し
お休みされていますが、それでもご自身で
引き続きコツコツと取り組んでいらした
成果がこうして表れたのでしょう。
拝読しながら、私自身も深く心を動かされたので、
ご本人にご了承をいただき、みなさまに
ここでシェアさせていただこうと思います。
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こんばんは。
ご無沙汰しております。
今日は、近況についてのお礼でメールをさせて頂きました。
引き続き、家族との関係に取り組んでいますが、家族との間で問題が起こり父に相談しなくてはならない出来事がありました。
どうしても伝えなくてはならず直接に会いました。
なかなか、本題に入れず世間話をしていて、その中で、なぜか父が結婚前に母の実家に初めて挨拶に行った時の事を話し出しました。
父は母の実家の門で「この人をお嫁さんにもらうなら貧乏させない」と誓ったとの事でした。
その後、両親は結婚し誓った通り父はがむしゃらに仕事をしました。
母は「お父さんは、結婚して変わってしまったけど、本当は優しい人だった」と言っていたのを思い出しました。
父がいつもピリピリしていて恐かったのは、父の心の奥にある責任感からくるものだったと知り、母に対する愛情だったと思うと、父が私にも向けていただろう愛も私の中で流れ始めました。
母にも、父が心に刻んだ結婚前の誓いを伝えると「初めて聞いた」と驚いていました。
憎しみや怒り惨めな感情に慣れていた私は愛情には慣れなくて、この事を受け止められず気を抜くと涙が流れてしまう日々です。
こんな事を体験出来たのは、感情解放ワークに取り組んだおかげです。
話し合いの本題については、これからも継続して父と話す必要がありますのでそれはそれでやっていきます。
今まで、私が感じた父に対する真実と今回聞いた父の真実は真逆でした。
ワークショップの時にKOUさんが「過去の意味が変わる」と、そのような事をおっしゃったのを思い出しました。
また、落ち着きましたらサロンにお伺いさせて頂きます。
貴重な体験が出来ました。
今後もご指導宜しくお願い致します。
ありがとうございました。