誰しも、生きている以上は何かしら
自分の願いを叶えたいと思いつつ、
努力していたりもがいたりしながら
日々を過ごしているのではないでしょうか。
けれども、それが思うようにいかないと、
途中で諦めたり願いを無かったことにして
封印してしまったり、あるいは
失望で打ちのめされてしまうこともあったり。
感情解放ワークショップでは、
よく「諦めは感情の蓋」と説明します。
叶わぬ願いを求め続けるのは辛すぎるので、
諦めて楽になろうとするわけですね。
または、ものすごく努力したけれど
思うようにはならなかった場合、
そのショックや痛みは耐え難いものになります。
だから、そういう願いを求めること自体を
やめて、それほど傷つかないように
そこそこの欲求を満たすことで
お茶を濁すとか。
どちらも私たちの心が折れないように
するための自己防衛機構です。
傷つかないようにするすべての逃避行動
の奥には、傷ついた過去の体験の記憶
があります。
それは、今生にかぎったことではなく、
魂のどこかに記憶されたものが、
今この瞬間の回避行動に影響していることも
よくあります。
故に、自分が何を必死で避けようとしているのか
というところの奥を辿っていけば、
そこに癒されないまま残っている心の傷が
見えてくるわけです。
この傷を持ち続けていると、
願いをかなえようと努力するときに、
心の奥底から痛みの気配がむくむくと
浮上してきて、「やっぱりダメなんじゃないか」
という気持ちにさせられたりするんですね。
過去の痛みの記憶には、たとえば
夢に向かってものすごく努力したけれど
思うように結果を残せなかった試合や試験、
叶わなかった恋愛、信頼していた人に
裏切られた体験や、認めてもらえなかったり
否定されたりしたことなど。
注いだエネルギーが大きければ大きいほど、
ショックも大きいでしょう。
こうした体験は時間とともにその記憶も
薄れていくのでしょうが、エネルギー的には
適切に対処されなければ、本人が忘れていても
かなり影響が残っています。
ショック状態のまま固まったエネルギーで
いることもありますし、セッションなどで
それを緩めていくと、
後から悲しみや怒りなどの感情がじわじわと
出てきて、止まっていた時間が流れ出すように、
麻痺した心が呼吸を始めたりします。
こうして癒しのプロセスを通過していく
わけなので、いくら自覚がないからと言って
心の傷をそのままにしておくのは、
あまり健全ではないのだろうな、
と私は思っています。
麻痺しているわけですからね。
その状態で幸せになろうとしても、
幸せ自体が感じられないかもしれない。
失望や諦めの思いは、それを続けていくと、
自分自身の本当の望みや生きる気力を
殺いでしまいます。
だから、自分が何を諦めてきたのかを
知ることと、その奥に癒されぬ傷があることに
気づくことは、次に力強く踏み出していく
ためにも、とても大切なことだろうと思うのです。
苦しくないふりをするのをやめて、
痛くないと言い張るのもやめて、
ただ
とても痛かった。
辛かった。
苦しかった。
悲しかったよ。
すごくショックだった。
悔しかった。
と認めること。
ゆっくり深く呼吸をして。
自分の体を感じながら、
今起こっていることを味わうのです。
ストーリーにのまれないようにしつつ、
けれども気づきは必要に応じて
やって来るでしょう。
そうやって、失望の傷を統合していきます。
少しずつ、生きる気力と願いを望む力が
戻ってくるでしょう。
というわけで、今週のテーマはこちら。
心の奥底に眠る失望の痛みを受け止め統合するよう、最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
8月22日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。
ご感想はお申し込みフォームの
「無料遠隔ヒーリングのお申し込み・ご感想」
の件名を選択なさって送ってください。
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数名いらっしゃいます。
期限までにご感想を送っていただくことは
参加の必須条件ですので、
どうぞよろしくお願いいたします。