昨日は感情解放ワークショップでした。
ものすごい猛暑の中、お集まりくださった
みなさま、本当にありがとうございます。
昨日は遠方よりわざわざお越しくださった方も
いらっしゃったのですが、その学びに対する
熱意には、私も感服でした。
ワークショップに参加される前に
本を購入されて何度も読み返し、
本の中にあるワークシート（鏡のメッセージを
読み解くワーク）も自主的にされて
メールくださっていました。
一般に、私たちの多くは感情と思考の識別が
できていないことがほとんどなのですが、
この方も例にもれず、それらがごっちゃに
なっていたので指摘すると、すぐに修正して
翌日かその日のうちにメールくださるくらい
熱心でした。
ですので、既に参加される前に午前のクラス分は
予習が完了してしまっていたくらいです。
それでも実際にクラスを受けて見ると、
ものごとの見え方が全く違ってくることを
すごく実感されていました。
拝見していて、その方の中で時間を追うごとに
深く変容が加速している様子が見て取れました。
ここまで必死になるからには、
それだけ、その方の歩んできた道のりが
厳しく、苦しいものだったのでしょう。
感情解放ワークは、本気で取り組めば
人生の最も困難なテーマをも超えてゆく
力になると私は信じていますが、
ただしそれはどんな姿勢で取り組むのか
ということが結果を生み出す重要な
ファクターなのですね。
何となくワークショップなどに参加したり
セッションを受けさえすれば変われる
というものでは決してありません。
上記の方は、
十分に取り組みの機が熟していたのでしょう。
明確に方向性が定まったところに、
このツールに出会った。
そして一気に変容の流れが始まったわけです。
何ごとにもタイミングがあります。
なかなか機が整わず、もがきながら
ひたすら下積みをする時期もあるでしょう。
先の見えないトンネルを行くような、
遅々として歩み進まず、無駄をしているように
感じるときも、実はその実感とは裏腹に、
ものすごいことをしている時期なのかもしれません。
いずれその歩みは必ずどこかで結果を現します。
ときに心が折れてしまったり、
気持ちが腐るときもあるでしょう。
それでもいいから、継続していくことが
命をつなぐことになる、と私は思います。
出会いは、準備ができたときにやって来る。
だから、種が芽吹くのを信じて今自分が
為すべきことをひたすら為していくことが
できるかどうか。
隣はもう花が咲いてもうすぐ実がなるのに、
私はまだひょろっとした葉っぱしか出ていない、
と収穫を焦らずにいられるか。
なかなか難しいことではありますけれどね、
それもみんな準備なんです。
本番が始まっても動じずにその道のりを
耐えて歩んでいくためのね。
だから、自分がどんなステージにいようと、
侮ってはいけない。
どこにいて、何をしていようと
常に自分自身の深いところとの対話を
深めていく機会にしていくのです。
それがあってこその爆発的な変容なんですね。
昨日の別の参加者の方は、
最近継続して取り組みを続けていらっしゃる方
でしたが、
ず～っと認めたくないと思っていたことを、
ここ数回の講座やワークショップで
何度も挑戦しながら、
今回多分とても大きなブレイクスルーを
体験されたのではないかな、と思います。
ここまでも、そのときの精一杯、
ギリギリのところまでチャレンジされて
きましたが、段階があるのですね。
みんな、それぞれにそれぞれのタイミングと
歩み方があります。
どんなときも、導きはあなたを離れることは
ありません。
ただ、私たちの方がそれを見失うことは
ありますね。（＾＾；
恐怖とパニック、不信感でジタバタするより、
そんなときは落ち着いて自分のエネルギーや
バイブレーションを上げることをした方が
ずっといいと思います。
たくさん笑うとか、美しいものを見るとか、
シンプルなのが一番です。
そうして、落ち着きが戻ってきたときに
必要だったら何かすればいい。
恐れから動かないように。
焦りや不安、恐れを抑圧すると、
自身の内側が分離します。
そうなるとますます導きからは
切り離されてしまいます。
うまくいっているときよりも、
うまくいっていないときに
適切に対処していくことの方が
はるかに難しいですよね。
そういうときこそ、
自分を磨くチャンスととらえると、
出来事に巻き込まれずにちょっと俯瞰して
見る視点ができます。
そういう、一つ一つの訓練が、
花をつけ実を成らせる栄養になっていきます。
願わくば、今この瞬間のあなたの歩みが
導きへの信頼で満ち、足取り軽やかなもので
ありますように。