この日は継続してご参加の方のクラスでした。
今回は掲載できるご感想をいただいて
いないので、私の全体的な印象をもって
ご報告に変えさせていただきます。
今回は人数も少なかったので、
みっちり深掘りして集中的に
取り組んでいかれました。
入り口はお仕事の人間関係でしたが、
掘り下げていくと根っこにあったのは
幼少期のご家族の関係性で、
当時受け止められなかったご自身の感情と
周辺の登場人物それぞれの感情を丁寧に
受け止めていきました。
感情のエネルギーを受け止めていくとき、
特に混乱した感情やショックなどの場合は
意識が体から抜けてしまいがちです。
そういう時に体感覚を取ると、
部分的に抜けているか、あるいは
全く体感覚が取れないというケースもあります。
そうなると、感情のエネルギーを
受け止めていく体勢が取れなくて
巻き込まれてしまうので、
今回は混乱の中で、丁寧に意識のポジションを
取ることを誘導していきました。
ここができると、統合もスムーズです。
体全体に意識を満たしたうえで
特定の感情のエネルギーを
受け止めていくことがコツですね。
自分自身、相手、周囲の人のそれぞれの
意識に移動しながら細かくそれぞれが
感じているものを見ていきましたが、
彼らの中に見ているのは
まぎれもなく自分自身の苛立ちであったり
もどかしさやいたたまれなさなのです。
これらを統合していくと、
周囲の人たちとの関係性がとても
調和のとれた穏やかなものに変化します。
こうして幼少期のわだかまりが解消したうえで
今現在の人間関係を見て見ると、
以前よりぐっと愛をもって相手に接する
ことができたり、もっと積極的にサポート
できたりします。
私たちはこうして過去のストーリーを
現在にかぶせて体験しているのですね。
終了後、あまりにも変化して、ワークの前の
ご自身の感覚と違っているのできょとん!
とされていました。
自分の内側のわだかまりがちゃんと完了
していれば、何の問題もないんですね!
今回も真摯な取り組みの場に
立ち会わせていただき、
ありがとうございました。
ワークに取り組むみなさんの歩みに
たくさんの喜びがありますように。