自身の生きる力を信頼し、喜び祝福する

先日は父との関係性のワークを
してみましたが、母に日を前に
母についてもどうしても残っている
わだかまりに取り組んでみました。

母とは現在、かなり関係は良い方だと
認識しているのですが、私の中で唯一
まだ許せていないことがあったのです。

もちろん、父にも母にも感謝はしています。
その一方で、怒りや憎しみも同時に
持っていたりもします。

これらを完了させなければ、
本当に彼らを純粋に愛し、手放すことが
できない、と思ったのです。

母からは子供の頃に色々押し付けられた
教育方針があって、今思えば
なんでそんなにこだわる必要が
あったのか?と思うのですが、

当時はそういう時代だったのですよね。
両親も、それが愛だと信じで疑わなかった。
今でもその思いは変わらないようです。

理屈ではわかる。
でも、感情的には容易に解けない
恨みが私の中に残っていました。

これまでにも何度かトライしている
のですが、途中で終わっていたので
改めて向き合ってみます。

母の側からその当時のことを見ると、
そうやってあれもこれも詰め込まなければ、
親としての責任が果たせていないのだ
という強迫観念のような思い込みが
あるようでした。

だから、本人がいかに嫌がろうと、
絶対に折れるわけにはいかない。
これは躾だから、と。

今の時代だったらもっと本人の意志を
尊重される親御さんが多いのかな、
という印象があるのですが、(違う?)

1970年代に子育てをした親世代の
感覚では、隣の家がやればうちも
やらせなければいけない、みたいな
ところがあったようです。

今でこそ随分丸くなった母ですが、
若い頃はかなり強圧的な、
ダメと言ったら絶対ダメ、みたいな
有無を言わせぬところがありました。

逃げ場が全くない中で、それが
とても苦しくて気が狂いそうでしたが、
自分でもあの頃をどうやって
生き抜いたんだろうと思うくらいでした。

これが20代の鬱的症状や諸々の
問題につながっていったと
私の中では思っています。

あの当時はみんなそうだったのよ。
それが当たり前だったの。
これだけやってあげたんだから、
感謝しなさい。

と、満足そうに自分のやったことに
誇りを持ちつつ、今でもそう言う母を、
どうしても許すことができません。

これほど苦しい思いをさせておいて、
それが愛だと言い張る母。

私の味わったものを見ようともせず、
自分の正当性から絶対に降りない母に、
ずっと怒りと絶望を感じてきました。

ワークでは、そう言う母の視点に入って
私を見てみました。

母の目には、「女の子なんだから
こうすべきだ、あれをやらせるといい」
といった世間の常識のようなもので
一杯で、そして忙しい日常で
私のことがほとんど見えていません。

その在り方をじ~っと感じていると、
これって自分が自分にしている
やり方とそっくり同じだ、という
気づきがやってきました。

良かれと思って自分に対して
あれこれと良いと思われることを
するようにしてきましたが、

その実、私自身はそれが気が狂いそう
なほど、嫌だったり負担だったり
していたようです。

でも私は、そうすべきだと思い込んで
いるので、自分自身の苦しみは
甘えだととらえていたりしました。

なるほど~。あの強圧的な
母の態度は、私自身だったんだ。

そう気づいたとき、緩むものが
ありました。

自分の正当性から降りてこない母も、
私のことを信頼していない様子が
見て取れました。

これをさせなかったら、娘は
人並みになれないと信じています。

その母の姿も、すなわち私自身でした。

母は、人並みではないという思いを
どこかで持っていて、それを私に
投影してみていたようにも感じます。

ということは、私もそういう恐れを
もって自分を見ていたわけです。

確かにその通りだと思いました。

人並み外れて愚鈍な自分が、
この社会で生きていくためには
ものすごく頑張らなければならない。

そう信じていました。

でも、そうやってあれこれ頑張るほどに、
恐れで委縮し、ますます愚鈍になって
いきました。

在るがままの愚鈍さを否定したので、
拒絶したものが差し戻されてきている
わけですね。

愚鈍さを責め、変えようとするのではなく、
本人の生きる力を信頼し、喜び祝福する
ことができたなら、もっとのびのびと
自分らしさを表現して生きることができる。

そんな可能性が見えてきました。

そのように方向転換したとき、
ビジョンの中の母の顔がとても
やさしくなりました。

辛かった数々の体験の記憶が穏やかな
ストーリーに変化しています。

今まで、私ができていなかったことは
これだったのですね。

今、ようやく最後まで残っていた
母への恨みが気づきとともに解けました。

ずっと心の重しになっていたことだったので、
とてもすっきり軽やかになりました。

大切な気付きをくれた母に感謝。(-人-)

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