先週は意識が飛ばないギリギリのところで
感情を受け止めることがテーマでしたが、
あなたは自身の限界ラインを少しでも
広げることができたでしょうか？
今週はその限界ラインを見ながら、
今自分が一番不安に感じていること
について、恐れの奥を掘り下げ、
具体的な痛みの感情に触れていこうと
思います。
人生の不安って、悩もうと思えば
いくらでも出てくると思います。
でも、自分にとっては馴染み深くて
それが不安になるのも当たり前よね、
と思っていることでも、
他の人はまったく不安に感じない、
逆にどうしてあなたがそんなにも
不安になっているのかが理解できない
ということもあるでしょう。
自分でも、大したことはないはずだと
頭ではわかっていても、気持ちは
そう言う理屈ではどうにもならない
ということが。
感情のエネルギーは理屈で収まる
ことはありませんから、ここで
しっかりその原因を突き止め、
対処しておきましょう。
不安は突き詰めて言えば恐れです。
恐れは、ラマナ・マハルシが言うように、
「過去の痛みの記憶」から来ています。
つまり、何かを恐れるということは、
かつてそれについて何か痛い思いをした
経験の記憶を持っているということに
なります。
たとえば、未知のことを思ったときに、
不安を抱く人と、何か楽しいことが起こる
かもしれない！とワクワクする人がいます。
不安を抱く人は、未知は不安なのが当然だ
と思いますが、後者の人にとってはその
「当然」は全く当てはまりません。
この両者は何が違うのかと言えば、
前者の人は、わからないことで何かとても
辛い思いをどこかでしているのかもしれません。
後者は、きっとわからなくても
それほど困ったり辛かったりという体験が
なかったか、ちゃんとクリアできている
のでしょう。
わからないことでどんな辛い体験をしたのか。
その辺りのイメージを掘り下げてみると、
多分そこで怯え、固まっている感情のカケラ君
を見つけられると思います。
後はそのカケラ君の救助活動を粛々と
進めればいいわけですね。
このカケラ君が固まっているので、
似たような状況に出くわした時に、
うまく状況に対処できないわけです。
この子がちゃんと息をして表情を
取り戻し、元気に動けるようになると
目の前の状況にも落ち着いて対処
できるようになります。
ただそれだけのことなので、
できない自分や不安に感じる自分を
責める必要なんて、どこにもないんですね。
責めたって動けるようになるわけじゃ
ありませんから、このあたりは
シンプルに考えて実践しましょう。
で、恐らくみなさんがなかなか
自身の恐れや不安に向き合うことが
できないのは、
最初の段階でそもそもそこに意識を
向けられない、というところで
引っ掛かっていることが多いのでは
ないでしょうか。
直面するどころか、横目で見ることも
できずに背を向け、気持ちがサワサワ
しているという。。。
その段階でいきなり直面しろと言っても
ほぼ無理でしょうから、まずは
背を向けている状態で感じるサワサワした
落ち着かない気持ちから受け止めて
行きましょう。
体でそれを捉えて、命の呼吸をたっぷり
送り、栄養をしっかり届けてあげます。
すると、大分落ち着いてくると思うので、
そうしたらできる限り意識を本題に
向けて、さらに命の呼吸を送ります。
それに直面してしまったら耐えられない
と思うのも実は幻想なのですが、
切実さは生々しく迫って来るでしょう。
その耐えられないで気が狂いそうに
なっている自分というのは、
過去に辛い出来事を受け止めきれなかった
自身の残像なのです。
目の前の出来事に、その残像を重ねてみて、
「耐えられないだろう」と感じているわけです。
そのもだえ苦しむ自分自身に、再び
たっぷりと命の呼吸を送り、飲み込んだ言葉を
吐き出していくと、それだけでも随分
楽になるでしょう。
セッションではさらに深く色々やりますが、
セルフワークでこのくらいまでやるだけでも、
色々なものの見え方の変化があると思います。
観念、概念ではなく、生々しく
この心と体が感じている感覚を
命の呼吸をしながらより深く感じ
受け止めることに挑戦してみてください。
というわけで、今週のテーマはこちら。
今一番不安に感じていることの奥にある、痛みの体験を完了させるよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
4月17日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。