自身の現実に現れる人はすべて私の「鏡」
と言い続けてきている私ですが、
サロンに見える様々な方たちに触れながら、
いつも自分自身を見つめています。
（以下はあくまで私自身に関する考察であり、
「鏡」となってくださっている方たちとは
何ら関係のないことをお断りしておきます）
ここのところ、その「鏡」から強烈に
繰り返しやってきているメッセージとして、
「私には意思がない」「私には力はない」
と言うものがあります。
傍から見ると、明らかにはっきりとした意思
があり、それを通すために素晴らしい能力を
発揮しているのですが、
本人にはその自覚がまったくなく、
「私にはどうしようもない」
という主張を繰り返します。
本人には明らかにそういう認識だし、
それはその人にとっての真実なのだと
思いますが、でも傍から見える真実は
それとは真逆の姿なのです。
その姿を見ながら、自分自身に
「私は意思がない。そして力もない。
だから自分にはどうしようもない」
と思っているところがないだろうか
と問いかけてみます。
あるな～、と心当たり満載です。
自分がこの現実を作り出しているのだ
ということはあるところでは実感もあり
理解しているのですが、
まだらに浅い理解で、深いところまで
確信をもってそうであるという風には
なっていません。
何か都合の悪いところにくると、
私にはそんな力はないんだから仕方がない、
という理論を引っ張り出して
ツルン！と逃げているところがあります。
でも、実は明確な意思はあるのであり、
その意志の通りに今この瞬間も力を発揮
しているのだということを認めると、
どうなるだろう？
何だかものすごい命題を与えられた
気持ちになりました。
私には明確な意思がある。
そして、それを実現する
十分な力を持っている。
じっとこのことを心の中で繰り返し
呟いてみます。
すると、今まで私は自身の明確な意思
にまともに向き合ってなかったな～と
いうことに気づきました。
私にはそんな力はないという思いが、
そうすることに背を向けさせていました。
私には力があるということを受け入れると、
それまで「力はない」という前提で
成り立っていたすべての理論が崩壊します。
自分の生きる世界が全く変わってしまう。
私にはそんな力はないから、
あれもこれも我慢しなければいけないんだ。
これもできないからそんな状況に甘んじて
いなければいけない。
力がないから、今はこれをしなくちゃ
いけない。
そんな風に自分を小さく押し込めて、
溜まるストレスも何とか処理しながら
コンパクトにまとまってしまう。
そんな自分の在り方が、
根底から違うのだとしたら。
私の奥底の深いところから、
何かがふつふつと湧き上がってくるものが
ありました。
私の奥底には、「絶対にやる」と
決めている何かがある。
「私にはできないんだから無理無理！」
と今までろくに聞く耳をもって
来なかったけれど。
それ、できちゃうんだ。
ずっとしてきた我慢は、
一体何だったんだ？
心の奥ではまだ戸惑っているところが
あるのですが、「だってできないんだもん」
という思いが出てくるたび、
その声を「十分にできるよ！」と
置き換えてみます。
ずっと先だと思っていたあれもこれも、
今できちゃうじゃん！
ってなります。
そう言えば、今までもホントはできるのに、
なんだかんだとできない言い訳をして
やらなかったこと、たくさんありました。
お金がないとか言っていたけれど、
ないわけじゃなくて、やらなかったことで
結局そのお金はろくでもないことで
流れていってしまいました。
そのとき、「こんなことだったら
やっておけば良かった～！」って
思ったんですよね。
自分のやりたいことをもたもたと
先延ばしにしないで、今すぐやる！
ということを今から意識して
実行していこうと思います。
もちろん、まだあれこれ躊躇も
あるんですが、やろうとしたときの
心の重さもしっかり受け止めていきます。
そうしていくうちに、
かなり流れも変わっていきそうな
予感がたっぷり。いい流れみたいです（＾＾）
未来に希望を持つことは良いことのように
私たちの社会では捉えられることが多い
ように思いますが、
実はそれって、今やらずに永遠に来ない
未来に先延ばしにして、今を無力にする
罠のような気がします。
やりたいことを、本当は意味もなく
先延ばしにすることが癖になっていますが、
それをするとどんどんエネルギーが
澱んできますね。
できないことの理由を重ねるのではなく、
今やりたいことをするために
どうするかという視点に切り替えて
行こうと思います。