「許しや罪悪感、許しと和解のワーク」の
2回目の講座でした。
この日も、長年どうしても許せなかった人やこと
を越えていこうと強く決心された方々が
お集まりくださいました。
許し難いわだかまりを和解させていくには、
被害者の立場にしがみついていると
なかなか先には進めません。
その出来事の中で、加害者の側面に立ってみるとき、
そこには驚くべき気づきと、想像だにしなかった
展開が待っています。
講座の中では、たくさんのエネルギーを
かけながら、固執している部分を緩め、
視点を移動させつつ、今まで見えていなかった
部分に光を当てていきました。
今この瞬間に味わっている感情につながる、
魂の奥底にひた隠しにしてきたストーリーが
浮上してきた方もありましたし、
理解しあうことから最も遠かった関係性の中に
自身と全く同じものを見た方もありました。
相手を決めつけ、批難していた時には
絶対に見えなかった側面に光を当てたとき、
別の道が開けてくるのを目の当たりにされた
ことと思います。
ずっと逃げ続けてきたそのことに
ようやく向き合えたことで、みなさんのお顔も
どこかホッとされたり、達成した自分自身
への誇らしさ、信頼のような表情も
見受けられたように思います。
この講座で、しっかりと自身の軸を
定めることができたという方もありました。
貴重な機会となりましたことに、
私も心から嬉しく思います。
みなさんの真摯な取り組みの場に
立ち会わせていただき、心から感謝
申し上げます。
今回もありがとうございました。
【ご感想】**************
特別講座「憎しみと罪悪感、許しと和解のワーク」に参加させていただきありがとうございました。
前回も一度特別講座に参加したのですが、今回は自分自身をさらに見ることができました。
興味深いのは今回加害者としてあらわれた感情は、かなり前に被害者としてあらわれた感情と表裏の関係にあったことです。加害者と被害者が同一であることをある意味身をもって知ることができたのは貴重です。見えてくるものの奥行きが一気に広がります。
ワークの際のグランディングの大切さも実感しました。体全体の感覚をすませるのはもちろんですが、さらに深くグランディングしていくと胎が座る、つまり感情の奥につながることも実感できました。
感情を掴むとき、感情が表に現れるときは一瞬でした。今回はこの一瞬に、自分がこの2か月自宅ワークで茫洋と感じていた感情のいくつかの断片が一つに統合したと思っています。
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特別講座に参加させていただきありがとうございました。
自分のエネルギー不足は、相手を責めて、責めて、それが原因で消耗してました。
実はわざと自分が感じたくないことを相手のせいにして「こんなに、疲れさせて」みたいな事をしてたのですね。
ここまでして、気まずい感情をお腹の下の奥まで隠していたのです。
手の込んだ事をしてました。
講座では、セルフワークの手順の確認や感情の構造についても再度教えていただきました。
私が、セルフワークで悩む時、「感情は構造的」という言葉を思い出しています。
感情は、目に見えないから恐ろしく膨大な量に感じてしまいますが、「構造的」という言葉のお陰で、それなら出来る!と思います。
「一つずつの感情を丁寧に見ていくように」というKOUさんからのアドバイスはセルフワークでの注意点にもなります。
やはり私は、自分に対して丁寧さが足らないと感じました。
セルフワークの経験も足りないです。
経験が足りないから、教えていただいた事を理解は出来ても、すぐに生かすことが出来ない。
生かせないから、また、すぐにつまずいてしまう。
つまずくから、思考で誤魔化してしまう。
私の逃避パターンも気が付きました。
そして今回は、自分の方向性を決める時間でした。
今までは、決めたつもりで本当は決めていなかったので自分の欲しい現実にならなかった。
決め兼ねる事が謙虚だと思っていましたが、自分の責任を引き受けることへの逃避だとは、恥ずかしいです。
自分の卑怯さがここにも現れていました。
卑怯にならなくては、いられなかった理由、丁寧に聞いていきます。
決めた事に対して、今までのように逃げる事を止めます。
断言したことへの恐れがありますが、そこも注意深く感じてみます。
このワークは、肉体がある内にしか出来ないことですから、時間は限られてますね。
一回一回のセルフワークも、意識を集中させて取り組む事をやってみます。
以前は、この感情ワークを知りながら悩みの中で悟れるのでは?と、真剣に悩みに没頭してきましたが、私は「感情のカケラ君を抱きしめる」という方法に完全に転換します。
中途半端な部分が確かにありました。
感情解放ワークが、やっと始まった感じがしました。
ありがとうございました。