水星逆行もたけなわで、今週と来週いっぱい
続きますね~。
みなさんも、家電が壊れたとかスケジュールの
急な調整があったり、懐かしい人にばったり
出会ったり、なんてハプニングがたくさん
起こっているのではないでしょうか。
取りこぼしてきたものをリカバリーしていく
時期でもありますから、しっかり
向き合っていきましょう。
前回のテーマから、かなりしんどいものを
受け取っている方もあるようですが、
目をそらしているところをより明確に
捉えていきましょう。
普段目をそらしているってことは、
「良く見えてない」ってことでも
ありますからね。
見えてないから余計に恐くなるし
気が重くなるんです。
よくよく見たら、思ってたほどでもない
ってことはよくあります。
自分で子犬をモンスターにしないように。
真実を見ることで味わう苦しさを
受け止めていく術をしっかりと
身につけましょう。
これができないから、
逃げ続けているわけですからね。
逆に、ここをマスターできれば、
大抵の状況で、自分を保ったまま
その出来事を適切に通過させていく
ことができるようになります。
思い込みではなく、事実に触れるように。
そして、触れることで自分の中に起こる
あらゆる感情や感覚を拒絶することなく
在るがままに感じ、生きてあげましょう。
私たちはよく、ある出来事で刺激を受けると
自動的に再生する感覚のストーリーを
持っています。
前も嫌な思いをしたから、また嫌な思いを
させられるんだろうとか、
いつもあの人は私の話を聞いてくれないから、
顔を見ただけで、「話を聞かない人」の
レッテルを貼って自分から拒絶するとか。
まだ何にも始まっていないのに、
既に頭の中は「こうなるに決まっている」
というストーリーでいっぱいで、
そのフィルターをかけた状態で
相手を見たり受け答えしているのです。
私たちは常に何らかのこうしたフィルターを
かけて現実を体験しているので、まっさらな
状態の現実を生きることはほとんどない
と言ってもいいくらいです。
あまりにそれが普通になっていて、
自分でも気づくことはとても難しかったり
しますしね。
自分がどんなフィルターを持っているのか
気づかせてくれるのは、心を揺さぶられたり
乱されたりする体験をした時だと思います。
意識が体から逃げ出しそうになったときを
しっかり捉えて、逃げずにそこで
踏みとどまって見ましょう。
ちょっと意識して、深く呼吸をしながら
頑張ってみるんですね。
そのとき、自分の中で何が起こっているか。
よく観察します。
思考がものすごく早く駆け巡っているかも
しれないし、過去の嫌な体験の記憶を
頭の中で再生しているかもしれません。
あるいは、どうしようもなく
ただただ固まっているだけなのかも。
いずれにせよ、どうぞ体の中に踏みとどまって
呼吸を忘れないで続けてください。
瞬間的に生じるこうした反応は、
今この瞬間の目の前の出来事のもの
ではないことがよくあります。
特に、過去の体験のストーリーが
駆け巡っているときは、実際
意識が過去に「退行」しています。
よく、いい大人がまるで小さな駄々っ子
のような態度をとっているのを見かける
ことがあります。
たとえば、
仕事で部下から報告を受けなかった上司が、
出来事に不釣り合いなほど怒っているとき、
実は子供の頃に大切な事実を知らされないで
ひどくショックを受けた瞬間に「退行」
しているのかもしれません。
また、ちょっとした行き違いで恋人と
連絡が取れなかった夜に味わった淋しさは、
ひょっとしたら、幼い頃に一人で留守番を
して過ごしたときの淋しさや心細さ、
不安感がこの瞬間に浮上して、
体は大人になったはずなのに、心だけが
あの時代に「退行」してしまっている
のかもしれません。
そういう人の表情を見ていると、
今この瞬間にいないことがわかります。
どこか遠くの別のところに行ってしまっている
みたいな感じなのです。
それは、たとえばこちらが話をしているのに
相手が何か別のことを考えているとき、
上の空であることがわかるような感じを
イメージしていただくとわかりやすいでしょう。
気持ちが混乱したりして意識が体から
抜けてしまうというのは、こういうような
状態になることです。
自分の中で、思考が駆け巡っているときも
こんな感じです。
これでは、目の前の状況に適切に応答
できませんよね。
今週はワークの基本をしっかり
押さえていきましょう。
というわけで、今週のテーマはこちら。
心が乱された瞬間、この心と体に踏み留まり起こっていることをしかと体験するよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
4月3日(水)17:00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。