自分に向き合うという作業は、
ある部分、いかに自覚のないところに
気づきをもたらすか、というとことが
カギになってきます。
自分のことだから自分が良く分かっている
はずだというのは誤りで、
自分の背中が見えないのと同じように、
絶対に死角があるのです。
そして、人間色々な癖がありますから、
同じようなところしか見ない
ということもありますよね。
だから、同じことをぐるぐる考えて
いつも同じところに戻ってきてしまい、
堂々巡りから抜け出せないんです。
そういう状況であったとしても、
必ずどこかに脱出口はあるはずです。
絶対にないはずはないのです。
それをどうやって見つけるか。
普段の頭の使い方ではない方法を
しなければいけない、ということですね。
そういうときに私がやっているのが
「鏡」を使うことで、これは非常に強力な
気づきのアイテムになります。
この「鏡」というのは、もちろん
「鏡の法則」を使って見た他者のことです。
このブログでもかなり書いてきているので
読者の方はご存知のことと思いますが、
頭でわかっていても、自身の現実に
当てはめて見ることは、なかなかに
簡単ではありません。
何度も言いますが、
人間は、見たくないものは見ないし、
聞きたくないものは聞かないからです。
だから、「鏡」を使うときはよくよく
「見よう。気づこう」という意識がないと
使いこなせないでしょう。
私自身も、現実に起こったことから
心を乱されて、「まったくもう!!」
と思うときもあるのですが、
そこから心を落ち着けて、
「さて、この出来事が差し出している
学びは何だろう?何に気づけばいい?」
と意識を向けていきます。
自分に気づきがなくて、相手が変わる
ということはないからです。
自分がされて心が波立ったときは、
大抵自分も誰かや自身に対して
それをやっています。
よく、指図されるのが嫌い
という方がいます。
コントロールされたくないわけですが、
どういうわけか、そういう方ほど
ものすごく他者や自分をコントロール
しようとする意識が強いです。
自覚がないことが多いですけれどね。
一見、とても自由を愛しているように
見えるのですが、
自身の内側には、コントロールすることと
されることにまつわるわだかまりを
未完了のまま抱えているんですね。
だから、
コントロールされたくない人ほど、
コントロールしてくる人を
引き寄せてしまうのです。
このわだかまったエネルギーに
責任を取らねばなりません。
まずは被害者として、コントロールされた
苦しみを受け止めます。
逃げ場のない閉塞感や、
押しつぶされそうな圧迫感、
自分の意志が尊重されない悲しみや恐怖、
どうにもならない絶望感など。
こういうものを持っているので、
別にコントロールされているわけでもない
状況でも、こうした感覚がトリガー
されてしまって、耐え難く感じるのです。
ここがある程度完了できたら、今度は
コントロールしてくる相手の視点に入って
もしコントロールしなかったらどんな気持ち
が浮上してくるか?というのを見てみます。
相手が思い通りにならなかったら、
自分が重荷を背負うことになって苦しいとか、
馬鹿にされたようで怒りが噴き出してくるとか、
見捨てられた絶望感でいっぱいになるとか。
多分この人にとって耐え難い感情があるから、
それを回避したくて相手をコントロール
せずにはいられないのでしょう。
この感情を受け止めます。
相手の中に見えたこれらのものは、
相手という「鏡」を通して見た
「自分の中にあるもの」です。
これは、その人のことじゃなく、
紛れもなく自分自身のことなんですね。
だからここを引き受けることで、
自分が癒えていくのです。
「鏡」の像は、
頭だけで納得して終わらせては
いけません。
それは必ず、心と体で受け止める過程が
セットで行われるべきものです。
くれぐれも頭だけでわかったつもり
になって済ませることのないように。
相手の中にズルさを見たのなら、
自分が全く同じようにズルいのです。
そして、相手と全く同じ動機で、
自身が引き受ける苦痛から逃避し、
楽をし、良い思いをしたいのです。
さぁ、以上を踏まえたうえで、
今週はお彼岸ウィークでもありますから、
ご先祖様に絡めて「鏡」を使って
いきましょう。
両親や祖父母、親せき、兄弟、子供などで
あなたを苦しめる存在がいたでしょうか。
今週はそこに差し出された学びを
しかと受け取り、これをクリアした自分を
先祖に備えることで、供養をしたい
と思います。
これ、最高の供養だと思いませんか?(^^)
というわけで、今週のテーマはこちら。
家族や親戚関係に差し出された学びをクリアした自分をもって先祖に報いるよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
3月21日(水)17:00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。