明日の感情解放ワークショップですが、
残席1ございますのでご検討中の方は
ぜひどうぞ。
さて。
最近バタバタしていてセルフワーク
をする時間が取れていないのですが、
注意を促すお知らせのような出来事が
続いてあったので、これについて
内観してみようと思います。
一つは、仕事中に不用意にかかって来る
迷惑電話や間違い電話。
基本、仕事中は留守電にしているのですが、
それでも通話中だと微妙に電波が中断
されたりしてイラっと来ます。
事務的な話なら大して気にもならない
のですが、セッションだとすごく集中して
エネルギーを扱っているし、流れがそこで
切れてしまうので、とても困ります。
電話番号を検索してみて、営業電話だった
ときは黙ってブロック設定するものの、
家族だったときは、後でかけてきた本人
に確認すると、「え?かけたっけ?」と
まるで自覚なし。
違っているのに繋がらないので何度も
かけ直してきて、私のイライラに
油を注いでくれました。(–+
そんなことがあった前日には、
色々とやり取りをしていて相手の言うことが
さっぱり要領を得ず、これまたイライラ。
打ち合わせでどうとでも取れる言葉を
穴ぼこだらけのパズルのように投げて
よこされても、ポエムを楽しむわけじゃ
ないんだから!
と、私はこういうやり取りの仕方が
一番嫌いなんですね~。
久々に神経が逆撫でされて、
あ、こんなところにイライラ君がいた!
と発見に至った次第です。
両方の出来事とも、相手は全く悪気がない
というところが共通していて、
怒りのやり場に困ります(^^;
でも、振り返ってみれば
自分も全くの勘違いから相手に
迷惑をかけてしまったこともあり、
おんなじことやってるよね~って
いうのも分かるんですけどね。
さて、こんな場合はどこを見たら
いいのでしょう?
まずはワークをするときはどんなときも
自分自身の気持ちを受け止めるところから
始めます。
これをやらないで、相手はどうして
こんなことをするのか?ってところから
入ろうとする人も多いですが、
それでは思考でぐるぐるするだけで、
うまくいかないでしょう。
私は思い通りにものごとが進まないことに
ものすごくストレスを感じたので、
このストレスの感覚を捉え、
命の呼吸をまず送ります。
お腹の底からふつふつと湧き上がる
怒りのエネルギーにしっかり命を送れると
激怒した場面に戻ってもさほど反応
しなくなります。
ものすごく不快感を感じるポイントの
最も根元を捉えることがミソです。
「嫌だ!」と反応しているとき、
しばしばこの全身で「嫌だ!」と
体を縮こま世て拒絶している感覚の
ところに命を送る方が多いのですが、
そうではなく、何に対して「嫌だ!」
と反応しているのか、反応する前の
不快感を捉えるのです。
ここができていないと、なかなか
解放に向けて緩んではいかないでしょう。
この実に不快な感覚、怒りをじっと
感じていると、もう数十年も昔の
本当に無神経な親戚との間の出来事や、
諸々の人間関係で味わった全く同じ質の
気持ちを感じさせるいくつもの出来事の
記憶が走馬灯のように流れていきました。
もう何十年も思い出したことすらないのに、
不思議ですね。
ワークではしばしば
こういうことが起こります。
ある感情を抑圧すると、
それと全く同じ質の感情を感じさせる
出来事を何度でも引き寄せてしまう
わけですね。
走馬灯のように浮上したそれらの出来事は、
この怒りと不快感の感情によって
繋がっていたのです。
これを受け止めることで、こうした
気持ちを引き寄せる出来事は
無くなっていきますし、
そもそも同じような出来事があっても、
かつてほど不快感を感じないように
なるでしょう。
ある程度自分の気持ちを受け止められたら、
今度は相手の視点に入ってみて、
どんな気持ちでその行為をしているのかを
確かめてみます。
そうしてみると、自分本位で自分の都合を
相手に押し付けていたり、あるいは
混乱していて、まるで頓珍漢なことを
したりしています。
たとえるなら、右に曲がろうとして
左にハンドルを切っているようなもの。
自分の都合を押し付けるのも、
根底には同じ構造があるような
気がしました。
つまり、自分の意図と実際の行動が
全くかみ合っていないわけです。
そのことに、本人がまったく
気づいていない。
本人はこのやり方で合っているだろう
って思いこんでいるので、それが違う
とは夢にも思っていないのです。
私があとでキツイクレームを入れても、
「仕方なかったのよ、そう思い込んでた
んだもの」でさらっと流している。
なぜ思い込んでいるのか、気づく余地は
まったくないのか?
気づけないにも気づけないなりの
理由が必ずあるというのが私の持論です。
そこをじ~っと読んでいくと、
頭の真ん中にとても混乱した気持ちの
エネルギーが渦巻いていました。
どうやらこれが影響していたようですね。
これを命の呼吸とともに受け止めたら、
何だか頭にかかっていた靄が随分
すっきりしました。
長年、そこに在ったので気づかなかった
けれど、随分これがノイズを起こして
いたんですね。
まだ根っこは続いていそうなので、
しばらく取り組んでみます。