誰しも、自分の感じていること、
考えたことを否定する、ということを
多かれ少なかれ体験したことが
あるんじゃないかと思います。
何かの拍子に、ふと違和感を持った。
でも、改めて見てみたらそんなに変だ
とも思えなかったので気のせいだと
スルーしたとか、
みんなが良いと言っているものだから、
自分はどうかなと思ったけれど、
その方面には疎いし、勉強不足だから
良く知っているみんなの意見の方を
信じたとか。
自分は嫌だと思ったけれど、
そう思う自分はわがままなのだと
自分の気持ちを否定したとか。
誰しも、覚えがあるのでは
ないでしょうか。
けれど、これをやってしまうと、
ご存知の方も多いでしょうが、
自分自身を見失っていきます。
どんなに評価を受けている人、
信頼できると思う人が言ったことであっても、
まず自分自身がそれをどう感じたのか?
というところを受け止めたうえで
自身の行動を選択していかないと、
他者の考えを丸呑みした選択は、
後で必ず「軌道修正せよ」というお知らせが
やってきます。
受け取った情報は、
いったん「自分のハートで感じて」から
行動に移すんですね。
でも、多くの人はこの
「ハートで感じる」ことが苦手です。
いつも不快な感情や感覚にふたをして
生きているので、いざ「ハートで感じる」
って言っても、なかなか感じられなくて
わからないのです。
不快な感覚を感じるセンスと、
心地よいことや人生の導きを感じるセンスは
同じところを使います。
だから、不快なものに感覚を閉ざしたら、
心地よいことや導きも、同時にわからなく
なってしまうのです。
このことを知らないで、
感じたくない不快感にふたをしたまま
楽しいこと、ワクワクすることを
一生懸命感じようと頑張っている人を
見かけますが、それは無理な話です。
特に人生の導きは、必ずしも
ワクワクすること、楽しいことばかり
じゃないですからね。
ドキドキハラハラ、時には
ゾクゾクゾワゾワすることだって
あるわけです。
そういうのもえり好みしないで
受け取れないと、正確な導きの手を
掴むことはできません。
サロンでも、
「ではハートの声を聴いてみましょう」
って誘導して、その方の意識を
見ていると、
聞きたい答えはいいけれど、
聞きたくない答えだったら嫌だ!
って感じでシャットアウトしている方を
よく見かけるのですが、
それじゃぁダメです。(^^;
特に、人生の導きは、
本人が見たくなくてスルーしているもの
を指し示していることも多いです。
そこに気づいてしまったら、
今までどうにか保ってきた平安のバランスが
保っていられなくなる。
間違いなく一波乱起こってしまう。
そんな気配を本人が察しているとき、
ますますサインに心を閉ざして
頑なに表面的な平和にしがみついて
しまうこともあります。
それでも、波乱の予感があるのなら、
それに目をつぶるのではなく、
真っすぐに見て波乱を超えていける
自分であるように備えなければ
なりません。
起こることは、遅かれ早かれ起こるでしょう。
頭を抱えて、通り過ぎるのを待っていれば
やり過ごせるようなものではありません。
実際、先延ばしにするほど、
波瀾に対する準備が遅れた状態で
それに突入してしまうケースも
少なくはないので、
小さな兆しを軽んじないで、
今できることに精一杯応えていくことが
大切だと思うのです。
特に、抑圧の強い方は、
「小さな兆し」をスルーしがちです。
実際はかなり厳しい状況なのに、
自覚がほとんどなかったりするケースも
珍しくはありません。
愚痴を言ったり八つ当たりをしたり、
何かの代償行為で根本的な対処をしないままに
やり過ごしていて、まだ大丈夫とか、
こんなもんだよ、と納得させていたりします。
この状態って、世間では「普通」と
言われたりするのかもしれませんが、
人間の在り方として、「普通」だとは
私には到底思えません。
それを「普通」にしない感覚が
とても大切だと思います。
そんな感覚じゃ身がもたないって
思うかもしれませんが、
それでもたせている現実は、
今の時代は特に、あなたが想像するよりも
長くもつことはないでしょう。
自分が感じた些細な違和感に、
どう応答していくのか。
自分がその感覚を閉ざしているのだとしたら、
どう意識したら気づけるようになるのか。
気づくことで噴き出す動揺や不安感に
どう対処していくのか。
その中で、どうやって自身の道を
見据えていくのか。
問い、身につけていくべきことは
たくさんあります。
どうせなら、堂々と試練に応えて
成長する自分を感じて生きた方が、
手応えや充実感があるんじゃないでしょうか。
いうわけで、今週は試練の只中にある方や、
その予感を感じている方にエールを送る
こんなテーマを設定してみます。
試練の中で、自身が成長していく喜びを感じるよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
3月7日(水)17:00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。