最近、色々なところで
「気づいてるんならちゃんと
言わなくちゃダメだよ~」と促される
ような出来事がいくつか続いています。
明らかなメッセージなんですけれどね、
実は私はこれが結構苦手だったりします。
もちろん全部が全部言えないわけじゃない
ですけれど、最初はやんわりと、
気づきを促すよう示唆して、
気づくかな~?って様子を見ます。
それでダメな時は、そのまま
「まぁ仕方ないかな」とスルーしてしまう
ことも多いのですが、
大抵その後に
「はい、これやり直しね!」と
差し戻されてきます。(^^;
で、次はもうちょっとはっきりと、
ちゃんと伝えます。
私にしてみればかなりはっきりと
指摘しているつもりなのですが、
それでも結構な割合で「やり直し」
になることが多いです。
柔らかく言っているからなのかな~、
相手も分かった、と言って理解している
はずなのに、また同じことをします。
それを見て、「あらら。。。」となるのですが、
そこでまた私は「これで気づかないんなら
仕方がないな。まだその人のタイミング
じゃないんだろう」とか思ってそれ以上
働きかけるのを止めてしまったりします。
でも、やっぱり戻って来るんですよね~。
ということは、私自身が「課題」を
クリアしていないということです。
もっと強く、的確に相手の心の深くに
届くような伝え方をしなければいけないのだ
ということを、すごく学ばせられているな
と最近強く感じています。
このようにするのは、私にしてみると
かなりエネルギーが要ります。
単発だとできるけれど、
コンスタントにそうであるためには、
もともとの気質がそうなっていないので、
かなり構造改革が必要なんですね。
ある人にとっては当たり前のように
できることも、自分にはすごく
難しい、ということが誰にでも
あるでしょう。
その人のように当たり前にできる
ようになるには、足りないところを補い
過剰なところを修正するなどの作業を
丁寧にやっていかないと、その在り方が
定着するのは難しい。
今は平昌オリンピック中で、
日々アスリートたちの活躍が伝えられて
いますが、彼らのメダルへの歩みは
並々ならぬ日々の積み重ねがあるのだと
改めて思います。
目的を達成するには今何をすればいいのか。
その問いかけの連続なのですね。
目的を達成できる自分をいかにして
作り上げ、その時に向けて仕上げていくか。
彼らはどれだけ、そのことを自身に
問いながらこの舞台に立ったことでしょう。
競技後にインタビューを受ける選手たちを
見ていると、みなさんしっかりと受け答え
されていて、素晴らしいなと思うのですが、
そのくらい自分をしっかり持っていないと、
とてもその舞台に立つまでのプロセスを
耐えて越えられないのでしょう。
若い彼らの姿を見て、私も大いに
見習わなければと思うのですが、
苦手なことをやるというのは
結構しんどいものですよね。
私も、上記のテーマではついつい
楽な方に無意識に逃げてしまうんですね。
ここで、ぐっと踏みとどまって
行動を起こすには、その瞬間に浮上する
かなり重たいエネルギーの抵抗があります。
これをきちんと統合しないと、
適切なタイミングですんなりと行動
できるようにはならないでしょう。
車でいうと、アクセルを踏むと
エンストを起こしてガクン!と
止まってしまうようなものです。
でも、自分の苦手を知るというのは
良いことだと思います。
ちゃんと意識できていれば、
それに対処する方法を考えることも
できますし、行動できるわけですから。
こういう苦手をここで仮に
「心のエンストポイント」と呼ぶならば
このポイントは多分一つの事象だけではなく、
他にも色々なところで機能不全に関わって
いると思います。
苦手には近寄らない、という選択も
アリでしょうが、ちょっと大変でも
取り組んでクリアにしておいた方が、
人生の様々なところがスムーズに
レベルアップするでしょう。
エンストポイントは、感情のエネルギーが
しこりのように凝り固まったポイントです。
丁寧に意識を向け、わだかまりを
解いていく必要があります。
ただ単にものごとをはっきりと
伝えられない、といったことの奥にも、
それがそうなっているだけの理由が
あるわけです。
多分、ものごとを強くはっきりと
伝えたことで、何かトラウマとなるような
魂の記憶があるのでしょう。
と書いているまさにこの瞬間、
ブラウザがフリーズして強制終了。(^^;
ホントに分かりやすいです。
しかも胸がめっちゃ痛くなってます。
これなんですね~。
ぼちぼち取り組んでいくとしましょう。