自分のことって、自分ではなかなか
わかりにくいものですが、
その理由の一番は、やっぱり
「自分で隠すから」という部分が
大きいですよね。
誰だって痛いところには触れたくないし、
理想とは程遠い自身の姿にショックを
受けたくはないという。。。
先日、体の中に入ったエネルギー的な
プログラムによって、自分の気持ちなどが
わからなくなるケースがあると知ってから、
きっと自分にもあるよね~と思ったので
ちょっと探っていました。
ハートは即座に「ある」と答えたので
体感を探っていくと、結構深くしっかり
入っている「仕掛け」が見つかりました。
プレートのようなそれは、一見それなりに
安定して調和しているようにも見えます。
これはこれで、良いんじゃないかな~
なんて思えてしまうのですが、
逆にこれを外そうとしたらどうなるだろう
と見ていくと、癒着した皮膚を
引きはがすようになかなか大変そうでした。
それでも、これを外す必要があるのかと
問うてみると、大変でも外した方が
とても胸が軽くなって、楽なようです。
この軽さを味わってしまえば、
蓋をして当たり前だった在り方が
いかに窮屈で重苦しいものだったのかが
わかります。
ということで早速とりかかりました。
体の中の、ここにこういうものがある、
としっかり捉えていれば、こういうものも
ちゃんと外せます。
プレートのようだと見えたそれは、
裏側がまるで木の根のように私の体内に
深く根を張っていて、引き抜くときに
色々なところが反応するのがわかりました。
引きはがしながら、これを維持するのに
ものすごくエネルギーが消費されていた
ことに気づきました。
たとえて言うならば、勝手に電源を取って
自らを稼働させる、コンセントの奥に
仕掛けられた盗聴器みたいな感じです。
(テレビでそういうのがあるっていうのを
知りました)
つまり、パラサイト(寄生)していた
わけですね。これじゃぁ不健全なはずです。
そう言うものが、いくつかのパーツに
別れてそれぞれ連動しながら入っている。
なかなか手の込んだ仕掛けですね~。
外しながら、これを入れたときの
ストーリーが何となく見えてきました。
まぁ、おとぎ話のようなものだと思って
聞いてください。(^^;
これは過去世からの持ち越した遺物で、
当時、私は魔術的な何かをやっていたようで
そのテクニックを使って自分で入れた
みたいです。
そりゃぁプロがやってますから、
結構手の込んだ仕掛けで、
ちょっとやそっとじゃ外れないよう、
しっかり入ってます。笑
なぜこんなものを入れたのか。
こうでもしなければ、
とても耐えられなかったから。
つまり、こうして自分の感情を封じて
しまわなければ、自分を支えていられない
状況があった、ということです。
この仕掛けを外しながら、
徐々に湧き上がってくるそのエネルギーを
感じています。
深い悲しみの叫びに没入する男が見えます。
と同時に、自身の胸に吹き上がる悲しみを
じっと呼吸とともに受け止めていました。
当時、自分の感情を何とかして抑えて、
その状態で多分私は何かをしたんだろうと
いう気がします。
それがなかったら、あのまま悲しみに
飲み込まれて、そのまま吹き飛んでいた
でしょう。
でも、何かをしなければいけなかったから
どうにかして吹き飛ばずに自分を支える
必要があったのでした。
封印を解いてその奥から噴き出してくる
怒りとも悲しみとも悔しさともつかない
エネルギーを、ただただ受け止め続けます。
そうして、プログラムを入れたのと
反対の順番で、一つ一つ部品を外して
いきます。そのたびにエネルギーが
噴き出してくることの繰り返しです。
圧力釜の圧力を抜くみたいな感じですね。
それにしても、よくもまぁこれだけの
エネルギーを抱えながら日常生活を
送れたものだと感心してしまいます。
これを抑えるのにも、同等かそれ以上の
エネルギーを毎瞬費やしてきているのですから
どれだけの浪費でしょうか。
私はよく上半身に力が入ってしまうのですが、
それもこのエネルギーによるところも
大きかったような気がします。
見ようと思えば、だんだん見えてくるものも
ありますね。
確かに、見えないものもあるけれど、
自分で隠したものなら、自分で見ようと
意識を変えたら見えるはずです。
せめてそうした部分だけでも
自分に責任を取っていくことが
できたなら、人生は随分変わって
いくでしょう。
その部分を、私は逃げずにやって
行こうと思います。