つい先日年が明けたと思ったら、
もう2月になってしまいますね~。
今日の満月は
スーパー・ブルー・ブラッドムーン
なんだそうです。
1月に2回満月があるとき、ブルームーン
と言うそうですが、今月は前回に引き続き
スーパームーンで、
しかも皆既月食のため月が赤銅色を帯びる
ブラッドムーンという3つが重なるという、
152年ぶりの珍しい月なんだそうです。
生きてるうちはもう2度とないですね!笑
月食だけでもかなり強烈なエネルギーを
感じますが、スーパームーンもあって
ネット上ではすでにかなり影響を受けている
方もちらほら見かけます。
今夜の瞑想会は、かなりパワフルになりそうです。
突然行きたくなった!という方は、まだお席も
ございますのでぜひご連絡くださいませ。(^^)
http://healing-gate.com/blog/seminner/fullmoonmeditationmeeting/
さて。
日常の中で、何かしら不安なことがあったり
物凄くストレスのかかる状況にいたりすると、
無意識にも自分の感情を抑圧していたり
しますよね。
で、だんだん自分が何を感じているのかが
わからなくなって、堂々巡りの思考を
延々と繰り返していたりする。
こういう思考は、本来感じているはずの
気持ちを感じたくないがゆえに、
「考えて感じないように紛らわせている」
状態なんです。
だから思考が無駄に走り回っているときは、
本当はちゃんと感じて受け止めないと
いけない気持ちがおざなりになってるよ~
ってことなんですね。
たとえば、仕事中に家族が事故に遭って
救急車で運ばれたという連絡がきた状況を
思ってみてください。
もういてもたってもいられなくて、
仕事なんて手につきませんね。
噴き出している気持ちのエネルギーが
大きいほど、取っ散らかった思考が
クルクル回って止まらなくなって
しまうんですね。
こういう状況で冷静さを保つには、
かなり訓練が必要です。
色々な訓練法がありますが、
ここでは感情のエネルギーに注目して
お話してみましょう。
こういう状況でよくやりがちなのが、
自分の気持ちを抑圧して、とにかく
落ち着こうとすること。
これをやると、実は逆に思考のエネルギーが
暴走して、適切に思考することが
難しくなります。
そして何より、抑圧した感情のエネルギーは
沈められた深いところから、不安定で不快な
感覚を滲み出させて余計にそれに振り回される
状況を作り出してしまうんですね。
私だったら、噴き出した感情のエネルギーは
抑圧をするのではなく、気づいて、
今この瞬間の心と体でできる限り受け止める
ということにまず意識を向けます。
深く呼吸をして、じっと居心地の悪い気持ちを
受け止めるんですね。
そのうえで、今この瞬間にできることを
一つ一つやっていきます。
こうした方が、地に足を付けて
状況に対応している感覚があります。
噴き出した感情に飲み込まれているときは、
それが突発的なものであるほど、意識が
体から吹っ飛ばされてしまっています。
地に足がつかなくてフワフワしている感じとか
頭が真っ白になっているとか、現実感がない
感覚とかがその状態にある証拠です。
こういう状態でいくら冷静になろうとしても、
自分(意識)が現場(体)にいないわけですから
適切に状況に応答するなんてことが、
できようはずもないのです。
指揮官(自分の意識)は、必ず現場にいて
状況を見ていなければならないのは当然でしょう。
ぐるぐる無意識に思考しているときは、
指揮官不在の状況と心得ましょう。(^^)
たとえで挙げた事例ほど緊急の状況でなくても、
私たちは案外ちょっとのことでも意識が体から
抜けていることが良くあります。
でも普通に体を動かしたり、呼びかけられれば
応えることもできるので、自覚がないのです。
どんな時に抜けているかと言えば、
今いるこの状況が辛いと感じるときですね。
上司に怒られたとかみんなの前で失敗したとか
これから嫌いな人に会わなければいけないとか、
もうここにいたくない、というとき、
意識は容易く体から抜けています。
多かれ少なかれそういう状態で生きていると、
人生に現実感を感じられなくなります。
生きている実感が薄くなって、
人生がまるで他人事のように感じられるのです。
また、四六時中ろくでもない考えで頭の中を
埋め尽くしていて、どうしようどうしよう
と考え続けるけれど、実際には何ら具体的な
行動にも移せないまま時間だけが過ぎていく
みたいな日々を過ごしたりします。
みな、無意識に自分の人生から逃げて、
自ら抑圧した感情のエネルギーに
振り回されているがゆえに起こっていること
なんですね。
辛い、と思うときほど自分の感情を抑圧しては
いけません。どれだけ辛いのか、ちゃんと気づいて
適切に応答するのが自分に対する責任を果たすこと
になります。
適切に応答てきていないときは、
どこかで逃げているところがある、
ということですね。
そこを方向転換していくことです。
ここは辛いからダメだけれど、
どこか違うところに素敵な人生があるはず!
って考えるのは、大きな間違いです。
今ここにいて、自身の人生に起こっていることを
をしっかり受け止め、応答していく責任を
果たしていくと、人生はとても素敵なものに
変容していきます。
人生の楽園は、どこか遠くにあるんじゃなく、
今ここに、自ら生み出すものだと私は思っています。