ここしばらく、かなりヘビーな感情の
解放をテーマにしているせいか、結構
苦戦されている方も多いようです。
そこで今週は、分厚い壁とみえる障害に
向き合うときのコツのようなものを
取り上げてみようと思います。
感情解放ワークでも、
自分にはこんなのとても受け止められない!
って思うような圧倒される感情のエネルギーに
ただただ立ちすくんでしまう方が
少なくありません。
でも、自分の中にあるものなのですから、
自分より大きいはずはないんですよね。
必ず突破口はあるのです。
まずこの前提をしっかりと
心に刻むこと。
今はただ見つけてないだけで、
絶対に道はあるんです。
ワークに取り組むみなさんを見ていて
感じるのは、全部をいっぺんにやろうと
しているということ。
早く楽になりたいのはわかりますが、
先を焦るばかりに進めないのでは
本末転倒です。
今の自分にできる分ずつ、
少しずつ受け止めていけばいいんです。
自分のキャパ以上のことをやろうと
やろうとしている人がとても多いです。
今の自分のキャパがどのくらいなのか、
冷静に見て調整できないとけないのですが、
できない自分を否定する傾向のある人は、
ここがネックになるんですね。
できない自分が許せないと、
今の自分の正確な力量が見えなくなるからです。
そうなると、できるはずという認識でも
実際はその力がないから、ワークの途中で
意識がツルンと逃げて外れてしまう
ということが起こったりします。
本当はできない自分を受け入れてもらえないまま
実践に突撃しなければいけないので、
逃げるしかないわけです。
自分をこんな可哀そうな状況に
追い込んではいけません。
ちゃんとできる分だけ、
焦らずに進めていけるだけの寛容さと
それを支える忍耐力がないと、
できない自分を許し受け入れて、冷静に
ものごとを進めていけないんです。
この心の基礎的な筋力が
絶対的に必要ですね。
人にも、あなたはこうした寛容さと忍耐力を
求めているのではないでしょうか。
たとえば会社の上司とか、パートナーや
友人とか。
特に何かチームで進めていくプロジェクトでは、
上に立つ人が現場とろくに対話もしないで
早く早くと急かすばかり、
現状もまるでわかっていないとなれば、
部下からの信頼は確実に0でしょう。
もしあなたが現在そんな組織に属している
とするならば、あなた自身が自分に対して
そうした態度をとっているということです。
上司にどんな風に接してもらえたら、
あなたはもっと安心して地に足の着いた
努力ができ、やる気が起きるでしょうか。
その通りのことを自分にすればいいわけですね。
何もかもを完璧にやろうとしないで、
今の自分にはこれだけならできる。
これ以上のことは、できることをやってみてから
考えようっていうのでも十分なんです。
完璧にできないからそもそも向き合うこと自体を
止めてしまうのでは、取り組みの中で
育まれていくものすらも得ることができません。
そんなことを続けていたら、
ちょっとずつでもできることを続けてきた人に
大きな差をつけられてしまうでしょう。
ダメな自分、弱い自分、理想とは程遠い
在るがままの今この瞬間の自分と
どれだけ対話し、慈しみ愛したかで、
自分の輝き方が違ってきます。
このことはず~~~っとお伝えし続けてきて
いるのですが、頭でわかったつもりになって
実践まで行ってないという方も
少なくないんじゃないかな~?と感じます。
受け入れがたい自分を受け入れるには、
その自分であったときに味わっただろう
嫌な感情を統合する必要があります。
たとえば惨めさ、無力感、無価値感、
悲しみ、屈辱感、敗北感などです。
こうしたものを受け止めたくないからこそ、
ダメな自分でいてはいけないと
頑張っているんですね。
だから、これが残っているうちは、
絶対にダメな自分を受け入れはしないでしょう。
ここが統合できると、
ダメな自分でも大丈夫になり、
在るがままの自分を見られるようになって、
現実を見ないで空回りすることが
なくなっていきます。
構造的になっているので、
表面だけ変えようとしてもダメです。
よくよく自分と膝つき合わせ、
腹を割って対話していきましょう。
というわけで、今週のテーマはこちら。
今の自分の力量を冷静に受け止め、できることをするよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
1月24日(水)17:00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20:00より順次働きかけを行っていきます。