日常の中で私たちは様々な感情を体験しますが、
その感情が一体どこから来るのか、原因が
はっきりとわかるものとわからないものが
あるかもしれません。
特にこれといった理由もないのに、
突然鬱っぽくなるとか、苛々しているとか
あるいは悲しくなる、心細さを感じる
などなど。
こうした感情は、一体どこから
やって来るのでしょうか。
先日怒りについて書いたように、
（こちらの記事です↓）
http://healing-gate.com/blog/2018/01/12/kannjyoukaihou-210/
ある感情を抑圧したときに別の感情
となって表れるものもありますし、
かつて抑圧した感情が、何かの出来事を
きっかけとして浮上しているときもあります。
ただ、抑圧は自分でも気づかないうちに
無意識にやっていることがほとんどなので、
浮上した感情がなぜ今、突然起こったのか、
自分でも理由がわからないのです。
また、抑圧した感情のエネルギーが
体の方に出て、突然体調に変化をきたす
こともあります。
便秘や咳が止まらなくなるとか、熱や痛みも
表現されたかった心の叫びなので、
抑圧された気持ちを表現してあげると、
症状がさっと引いたりもします。
症状が出た直前に起こった出来事や
感じた気持ちを振り返ってみると、
何か気づくことがあるでしょう。
たとえば、便秘や咳は、言いたいことを
抑圧したときに良く起こります。
言いたいことを言わずに飲み込むことを
「腹に溜め込む」って言いますね。
まさに文字通りのことを、体が物理的に
表現してくれているわけで、
咳も、言いたいことが言えないので
物理的に出そう出そうとしているところから
起こっている、とスピリチュアルでは解釈します。
以前、知人が便秘が1週間も続いていて
苦しいというので、言いたいことを
飲み込んでいないか、聞いてみたところ、
最初は口を閉ざしていましたが、
しつこく問い詰めたら
上司に対する不満が出てきました。
それを声に出して（もちろん安全な空間で）
表現させてあげたら、ものの10分もしない内に
その人はトイレに駆け込んでいました。
また、頭痛もしばしば怒りを抑圧したときに
表れることが多く（必ずしも怒りでないときも
ありますが）、誰に対して何を怒っているのか
気づいて表現すると、収まったりします。
鼻炎は、本当は泣きたいのに泣けないとき、
涙の代わりに鼻水が出ているという
解釈もあります。
花粉症で多くの人が鼻炎に苦しんでいる
現代社会は、それだけ涙を抑圧している社会
だともいえるわけですね。
セッション中にも、突然咳が出たり
吐き気を催したりということもありますし、
女性だと周期でもないのに生理が始まったり、
本当に感情は体と密接に結びついている、
といつも感じます。
急性の症状はこんな風に、表現すれば
割とすぐに症状が治まることが多いですが、
慢性の症状や、既に病気となっているものは
やはり時間をかけてみていくことになります。
私は医者ではないので病気の診断や治療に
ついては言及できませんが、
病気の症状をワークするときは、
やはり色々な要因が複雑に絡んでいたり、
本人の思い込みや信念がものすごく強固で
簡単には転換できなくなっているケースが
多いです。
そういうケースを見るたびに、
人は自分で自身の在り方を選び、
その結果を受け取っているのだと
しみじみ思うのです。
まずは自分が今、何を感じているのか、
気づいてあげるための心のスペースを
持ちましょう。
そして、心で表現できなかった叫びを
体に表現させるのではなく、
在るがままに、責任を持った方法で
表現するすべを身につけましょう。
あなたの心と体は今、どのくらい
このことを求めているでしょうか。
その声を抑圧して、あなたは一体
どんな人生を送ろうというのでしょうか。
自分を大切にすることは、
あなたの人生を豊かにします。
幸せに生きることを自分に許すのかどうか
というところもかかわってきそうですが、
深くご自身に問うてみてください。
というわけで、今週のテーマはこちら。
抑圧した心の叫びに気づき、責任を持った方法で表現するよう最高最善に働きかける
参加される方は、
「無料遠隔ヒーリングの受け方」を
ご覧になり、 ご理解のうえ
1月17日（水）17：00までに
メールまたはメールフォーム
にてお申し込み下さい。
同日20：00より順次働きかけを行っていきます。