お正月が終わって2日出勤して
3連休という方も多いと思います。
帰省などでゆっくりできなかった方は、
ここで一息入れているところでしょうか。
さて。
先日アチューメントをお受けになった方で、
セッション前に、何か心配なところは
ありますか?とお聞きしたところ、
ちゃんとその存在につながれるのか、
変なところにつながってしまわないか
不安なんです、ということだったので、
ちょっとこれについて思うところを
書いてみます。
ずっと昔ですが、別のところで
アチューメントではなく、あるところに
つながってその力によってヒーリングする
というヒーリングを学んだ方たちが
いらしたことがあって、
その方たちがちゃんとつながれているのか
よく分からないとおっしゃるので
私もそのヒーリングを学んでいたこともあり、
チェックしてみたことがあります。
すると、お二人とも意識が不安げにマインドの
中をさまよっていて、つながれていない状態
だったということがありました。
繋がるべきところにうまくつながれないのには
色々な要因があると思いますが、
割と多いのが
スピリチュアルな存在につながることへの
恐れを持っているというケースです。
ヒーリングを学んでいるのに恐いんですね。
こういう方は、スピリチュアルな能力が
無いからつながれないのではなく、
逆に、魂の歴史の中ではそういうものに
親しんできた経験を持っている方が
多いです。
つまり、かつてヒーラーや魔女、神官、
シャーマンだったなど、スピリチュアルに
なじみがあるからこそ、そういうものに
惹かれるわけです。
でも、何らかのトラウマがあって、
力を使うことに対して恐れを持っている。
だから無意識に距離を置いてしまうわけです。
今生でヒーラーやセラピストを目指す方で
今一つ思うように活躍できていない
という方は、この部分で引っかかっている
ケースがとても多いと思います。
活躍してしまったら、目を付けられて
ひどい目に遭ってしまうとか、その力を
誤用してしまうかもしれないとか、
人によって色々な恐れのパターンを
持っていると思います。
私自身もこれまで様々な恐れに向き合って
きましたが、スピリチュアルにかかわった
人生が多ければ多いほど、ギフトもたくさん
ある一方で、負の遺産も色々あるんですよね。
白も黒も、わたくし、
両方ガッツリやってますので。。。(^^;
まぁ、めんどくさ~い!と気を重くしないで
今生まとめてクリアにする機会がやってきた!
くらいに捉えて、
軽やかに変化していく自分を楽しむように
されるのがいいんじゃないかなと思います。
で、「変なところにつながってしまう不安」
ですが、こういう恐れを持っている方、
結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
私だったらこういう恐れを持っている場合、
自分が本当に恐れているのは何なのか、
掘り下げてワークしてみるかなと思います。
たとえば、変なところにつながってしまったら、
知らないうちに変な契約を結ばされて
良いように使われ、支配されてしまうとか、
魂を食われてしまいそうだとか、
クリエイティブに妄想を掻き立てて
「もしそうなったとしたら、自分は
どうなってしまいそうか?」
と問うてみるのです。
ここで出てきた答えは、一見ただの妄想ですが、
実は魂の記憶の一部だったりします。
ゆえなくそういう妄想が出て来たのではなく、
そういう経験をしているからこそ、
そうなることを恐れている、とも言えるのです。
いくら妄想だと言っても、10人が10人、
同じように妄想するとは限らないですからね。
恐れは、過去の痛みの記憶、とラマナマハルシも
言っています。
変なところにつながっても、あなたは恐いかも
しれないけれど、全然怖がらない人もいる
かもしれません。
変なところにつながっても、違ったら
すぐに戻ればいいじゃん!くらいに軽~く
捉えられる人だって、中にはいるかも
しれないわけです。
でもあなたはそうじゃないのだとしたら、
その最も恐れている状態をイメージしたときに
体の中で感じる嫌な感覚を捉え、それを
受け止め、統合したらいいわけです。
それができたら、おそらくこの人は
変なところにつながるイメージがかなり
薄くなるか、消えてなくなるでしょう。
恐れを持っていると、どうしてもそれを
実現してしまいやすくなりますからね。
どんなことも、自分自身を知る気づきの機会
ととらえて、恐がって逃げるのではなく、
しっかり見たらいいと思います。
見ないで目を覆っているから恐いんですね。
よく見たら、それほど大したことでは
なかったって、よくある話です。
深刻になりすぎずに、
恐がっている自分に気づいたら、
怯える自分をしっかり抱きしめて
あげましょう。
実はその自分こそが、あなたに統合への
道筋を示し、勇気とその力を与えてくれる
存在なのです。
だから、前に進みたい自分の足を引っ張る
邪魔な存在だと、決して抑圧してしまっては
いけません。
どんな自分の側面も、抱きしめて統合しないと
先に進めない、というのがこのワークです。
だから、ある方はこのワークを
「自分自身を愛し抜くこと」と
表現してくださいました。
人生のあらゆる出来事を、
自身を愛し抜くチャンスに
変えていきましょう。
そういう意味で、人生には
良いことしか起こらないんですね!